暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
「いってきます」〜Happy day〜
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い頭痛に悩まされていた。
「シャルちゃん、ルシル君。いつ戦いに行くの?」
†††Sideルシリオン⇒シャルロッテ†††
さっきまで笑みだったなのはがそう聞いてきた。それはつまり、あとどのくらいこの世界にいられるのか、ということだ。
「えーっと、界律から何も言ってこない以上はどうしようもないかな」
現状維持で待機。それが今の私とルシルに与えられている命令。テルミナス出現までは何もすることが無い。
「それやったら、アレ出来るな」
「そうですね、はやてちゃん」
「「???」」
私とルシルは顔を見合わせて、首を傾げる。アレが出来るって、何をするつもりなんだろう・・・?
再び食堂に案内される私とルシル。食堂に入っていったみんなに続こうとしたら・・・
「セインテストとフライハイトはここで待ってろ。いいか? 絶対に覗くなよ?」
ヴィータにそう釘を刺されたことで、私とルシルは大人しく廊下で待つことに。それからどれくらいしただろう。長くも無く短くも無い時間が経って、ようやく呼ばれた。入口を潜った瞬間、パンパン!と破裂音が響いた。それと同時に私の顔にかかる色とりどりの・・・紙テープ?
「クラッカー・・・?」
そう、今の破裂音の正体はクラッカーだ。なのはたち1人1人が使用済となったばかりのクラッカーを持っていた。
「はは・・・あははは。忘れてた。今日、誕生日だよ」
今朝、アリサとすずかから貰った誕生日プレゼントを忘れるほどに、いろんな事が起き過ぎた今日。いくつかのテーブルに乗せられたパーティー料理。すごくいい香りがする。もう人間の身体じゃないのに、空腹感が私を襲った。
「最後ならちゃんと送りださんとな。今までお世話になったシャルちゃんの、一足早い旅立ちや。そしてフェイトちゃんとルシル君のこれからを祝う意味を込めたパーティーでもあるな」
はやてがそう言って、私とルシルを席へと案内した。嬉しい。感激の涙が出そう。だけど、もう泣かないよ。もう涙は必要ないから。今から最後までに必要なのは最高の笑み、ただ1一つ。
「やっぱりシャーリー達も起こそうか? 私たちだけだと少し寂しい気もするし・・・」
「ううん。いいよ、起こさなくても。起きてこないっていうことはそれだけ反動が強いってことだから」
テルミナスに操られたっていうのに、こうして動いているなのは達はすごいとしか言いようがない。普通ならシャーリー達のようにしばらく寝込むはずなんだし。恐ろしい。
それから始まる最後の食事会。リンディさんと騎士カリムからはお祝いの言葉をくれた。でも、もう管理局が動いていることでリンディさんは一足早くに退場。騎士カリムも教会の仕事が溜まっているということだった。最後まで謝ってくれていたけ
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