暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
最終章 決着編
第51話『もう一人のミヤビ』
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どういうことだよ?」
「この世界は、僕の世界のパラレルワールドだ。」
雅は衝撃の事実を口にする。
「何が言いたい?」
「二つの世界でそれぞれ仮面ライダーをやっているミヤビ。形は違えどミヤビと接点のあるノゾミ。」
「待て、雅の世界にもノゾミがいるのか?」
「いた、というべきだ。僕の妹、望実は大ショッカーによって殺された。」
「マジかよ…」
「互いに大ショッカーと戦う仮面ライダー。そして、僕がディロードライバーを手に入れた日と同じ6月24日。これだけ条件が集まっていてまだ否定しますか?」
雅はミヤビに考察を話す。
「もしそうだとして、俺達に何がしたいんだ!」
「一つだけお願いがあります。梨花、事情を話して。」
「解りましたのです。実は、その二つのベルトの中に、ボクの大切な友達が閉じ込められているのです。なので…」
「嫌だな。」
「同感。」
梨花は初対面の人と話す態度で接するが、ミヤビとノゾミは話を遮るように拒否する。
「どうしてですか?」
梨花は気にせず対話を続ける。
「だって、いきなり来た見ず知らずの奴らに俺達の力を貸せだなんてまっぴら御免だね。」
「帰ってこない可能性もあるしね。」
ミヤビ達はある意味では正しい対応をする。
「やはり、パラレルワールドの世界は僕と同じ思考ではないか。それならば、炎囲ミヤビさん、高月ノゾミさん。貴方達に勝負を申し込みます。」
「勝負?」
「僕がもし勝てば、貴方達二人のベルトをほんの一瞬でいいので貸して下さい。」
「それで、俺達が勝ったら?」
「その時は僕が所持している全てのライダーカードをお譲りいたします。」
「マジで!?めっちゃパワーアップ出来るチャンスじゃん。」
「そうだね。いいよ、その勝負受けて立つよ。」
「解りました。今はお互い戦った後で体力を消耗しているでしょう。今から四時間後の午後七時はどうでしょうか?」
「いいぜ。待っているよ。」
雅とミヤビは別れる。

「いいの、雅?あんな約束して。」
「雅さん、フェイトちゃんの言うとおりですよ。あんな身勝手な奴らを相手に下手にでて。」
「問題ないよ。僕の世界のパラレルワールドということは、ミヤビがああいう性格になる可能性は読めていた。後は、僕が勝てばいい。」
雅は戦いに向けて休息をとる。

時は夜七時となり、一つの影と二つの影が向かい合っている。
「来てくださり、ありがとうございます。」
「それより、勝てばカード全部くれるんだよな?」
「装填の守護者の名にかけて。では、お堅いことは抜きにして、始めるか。」
ミヤビとノゾミは構える。
「「変身!」」
【KAMEN RIDE-DARKS-】
【KAMEN RIDE-CHAOSD-】
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「変身!」
三人
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