二十七匹目
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ふの虜にしてくれ…ひでぶっ!?」
シェルムがブライを思い切りどついた。
「ふぅ…。家の主人がすいません」
「宮廷魔導師筆頭殿、アタシらは気にしてないから大丈夫だ」
「あらそう?」
「いつもの事ですし」
事実、ブライとファルコは酒が入ると狐毛と羽毛どちらがよいかを周りそっちのけで始めるのだ。
師団長主宰の宴ではすでに見慣れた光景となっていた。
なお五年前までは娘息子のではなく互いの妻の毛並みを熱く語っていた。
なぜソレをシェルムが知らないかと言えば、シェルムは基本的にこの宴には参加しないからだ。
「ぐふ…くふふ…勝ったぞ…ふぁる…こ」
かふ…、と遺言のような事を言って気絶したブライ。
が、直ぐにシェルムの雷魔法で叩き起こされるのだった。
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