レッドサムライ達の女王
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ロメートルは、イラク南部の要衝バスラをギリギリ範囲内におさめていた。
「だから、がんばって。兵隊さん。
私らはあんたらの後ろで稼がせてもらうからさ」
イラク戦争が始まり、バスラを含むイラク南部のゲリラ掃討は当初の予想以上に沈静化したのは、イラク軍の中にも湾岸戦争で大和の砲撃を食らった連中が残っていたのが大きい。
そして、戦闘終了後の治安維持任務において現地ゲリラは決して大和の射程圏内に入ろうとせず、安全地帯を確保できた自衛隊と英軍は彼らを確実に掃討してゆく。
あの夜会った女傭兵はバスラの戦いを最後に足を洗い、今は樺太で娘二人と暮らしているらしい。
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