暁 〜小説投稿サイト〜
黄金バット 第二十四話 メンインブラック冬の函館で
第二章
[1/2]
[8]
前話
[1]
次
最後
「ですから」
「それで、ですか」
「我々に何かあってはいけないので」
「だからですか」
「そう言われるんですか」
「はい、ここはご自重を」
こう言って必死に皆を止めます、市長さんの懸命の説得で函館の人達や観光客の人達の安全は守られました。
ですがそれでもです、函館はその間にも暖かくなってきていて十度になってさらに暖かくなってきています、それは海も同じで。
皆さらに暖かくなってくればどうなるか、本気で怖くなりました。皆がそう思う中メンインブラックは函館の駅の上にい続けています。
この状況にどうすればいいのか、皆どうしようかと困り果てているとそこでなのでした。
函館駅のすぐ近くにあるビルの屋上から高らかな声がしてきました。
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
「!?この笑い声は」
「まさか」
「そのまさかだ!」
見ればそこにです、黄金バットがいました。いつもの両手を腰に置いたポーズで高笑いをしています。
そして黄金バットが姿を現すと、でした。
上がり続けていた函館の気温が次第にでした、下がっていき。
「あっという間に零下になったぞ」
「しかもまだ下がっていっている」
「函館のこの季節の平均気温になった」
「海の方もだ」
「函館の気温が戻った」
皆このことに大喜びです、本来の冬の函館に戻ったので。
それで大喜びです、ですが折角上げた気温を元に戻されたメンインブラックは憤懣やるかたなく。
黄金バットに向けて衝撃波を放って攻撃に移ります、黄金バットもそれに応え超能力での闘いがはじまりました。
二人共空を舞い衝撃波を繰り出しステッキとフェシングのサーベルでそれぞれ闘います、メンインブラックはサーベルを繰り出すのですが。
空中で激しく斬り合う中で、でした。そのサーベルを。
弾かれそしてでした、函館の道路に突き刺さったのを見て。
歯噛みしてそうして悔しそうに函館の街から飛び去りました、後には黄金バットが残ったのですがその黄金バットはといいますと。
メンインブラックが飛び去ったのを見届けると彼も何処かへと飛び去りました、そうしてなのでした。
後には元の気温に戻った函館市と海がありました、そしてその中で。
函館の市民の人達も観光客の人達もほっとしました、そうして言うのでした。
「よかった」
「気温が元に戻った」
「これも黄金バットのお陰だ」
「全くだ」
こうお話するのでした、そしてです。
皆で黄金バットに深く感謝してそうして口々に言いました。
「今回も助けられた」
「お陰で函館は救われた」
「メンインブラックも退散したし」
「全て黄金バットのお陰だ」
「黄金バット有り難う」
皆で言うのでした。
「今回も助けてくれた黄金バットに感謝し
[8]
前話
[1]
次
最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ