Episode 2 Turn of the golden witch
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10月5日」
紗音「嵐に閉ざされた六軒島」
嘉音「嵐に閉ざされた二日間」
紗音「島の中で起こった殺人事件」
嘉音「その二日間で起こった殺人事件」
紗音「誰が」
嘉音「どうやって」
紗音「"何故"」
嘉音「行ったのか」
紗音・嘉音「「それは永遠に闇の中」」
朱志香「な、何だよ二人とも急に…」
譲治「紗音?」
紗音「申し訳ありません。
驚かせてしまいましたか」
嘉音「ですが、此だけは申し上げておかなくてはならないのです」
紗音「あの二日間に島で起こった事。
その真実は誰にも分からないんです」
朱志香「………」
譲治「………」
戦人「………二人には二人の事情があるんだろうぜ。
その力も含めてな。
譲治の兄貴が言った通り、ここで問い詰める気はねえよ。
ここはそういう場じゃねえしな。
だがどうしても聞いておきてえ事が一つだけあるんだ。
嘉音くんにな」
嘉音「何でしょう。戦人さま」
紗音「………」
朱志香「………」
戦人「あのよ………」
嘉音「………」
紗音「………」
朱志香「ば、戦人。あまり嘉音くんを」
戦人「朱志香のライヴどうだった?」
嘉音「は?」
朱志香「はい?」
紗音「くす」
戦人「いや〜俺も直接観たかったぜ。
なんかスゲー衣裳着てたよなあ。
歌詞もはっちゃっけてたし。
嘉音くんが羨ましいぜ。
いいもん生で観れてよ」
朱志香「ば、ば、戦人ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
嘉音「あ、はい。
なんだかとても眩しかったです」
朱志香「嘉音くんも!
真面目に答えなくていいから!」
戦人「眩しかったかあ。
いやあ、あの朱志香がなあ。
そういや友達連中にもだいぶウケ良かったみたいじゃねえか。
僕っ子キタああああああってか。
ぎゃはははははははははははははははははははははははははははは」
朱志香「うううううううるせえよ!
ら、ライヴの事は言うんじゃねえ」
紗音「嘉音くん、いいなあ。
私もお嬢様のライヴ観たかったな♪」
朱志香「紗音まで?!
な、何だよ。そっちだって色々恥ずかしいとこ見せてただろ?」
紗音「私と譲治さんとの間に見られて恥ずかしいものなんてありません」
譲治「うん。
朱志香ちゃんには悪いけどね。
僕と紗代が築き上げてきたものは誰に対しても胸を張れるものだよ。
隠すべき何物もないよ」
朱志香「だ、駄目だ…
この二人にはかなわねえ…」
嘉音「申し訳ありません。お嬢様。
僕のせいでまたご迷惑を……」
朱志香「い、いや
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