Episode 2 Turn of the golden witch
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確かにあの『赤き真実』ってやつは厄介だけどよ。
魔女なんざいるわきゃねえんだ。
あの密室だって何かトリックがあるに決まってる。
まあ見てな。
次の話じゃ俺が魔女ベアトリーチェなんて名乗ってるふざけた犯罪者野郎の化けの皮をひっぺがしてやるさ!」
真里亞「きひひひひひひひひひひ。
戦人は本当に単純だね。
密室なんて大した問題じゃないよ。
戦人だって見ただろ?
嘉音は何と戦っていた?
どうやって戦っていた?
紗音だってそうさ。
魔法を使えるのはベアトリーチェだけじゃない。
そこの二人はお爺様の家具だからね。
ベアトリーチェの家具には結局敵わなかったけどね。
それでもあの二人が見せたのは確かに魔法だよ。
魔法戦闘さ。
これ以上明確な魔法の証明があるかい?
きひひひひひひひひひひひひひひひひ」
戦人「あ、あれは、よ……」
紗音「………」
嘉音「………」
譲治「二人が何も言わない以上、ここで問い詰める事はするべきではないんだろうね」
朱志香「あ、あのさ。
こう考えたらどうかな?
ほら最近のミステリーってさ。
超能力とか魔法の存在を前提としたものもあるって聞くぜ。
この話もそうなんじゃねえか。
大抵そういう話ではさ、魔法使う側にも何らかの制限があるんだよ。
一日何回までとか、距離の問題とかさ。
本当に何でもありってんならともかく、そういう条件みたいなのがあれば。
なんかこう……
考え方もあるんじゃねえかな」
真里亞「きひひひひひひひひひひ。
無駄だよ。
ベアトリーチェは無限にして黄金の称号を持つ魔女さ。
その魔力は無限大。
魔女の力に制限なんてないさ。
きひひひひひひひひひひ、あっ痛!」
戦人「折角の朱志香の意見だけどよ。
俺は魔女の存在を否定する。
それは魔法や超能力なんてあやふやなものも含めてだ。
魔女がやった犯罪は普通の人間であれば誰にでも出来るものだ。
俺はそう信じて戦うぜ」
譲治「う〜ん。
その辺りはなんとも言い難いところだね。
作者である竜騎士07がどう考えてこの物語を紡いでいるのか……
なにしろ最初から今度の物語は推理可能であることを保証しない、なんて宣言してるわけだしね」
戦人「作者の野郎が何を考えてるかなんざ知ったこっちゃねえさ。
そっちはプレイヤーのみんなに任すぜ。
俺の敵は魔女だけだ。
うちの家族を二度もぶち殺しやがって…
ぜってえ許さねえ!」
朱志香「二度……
そっか。
前の話もあったな。
………あれ?
そういや前の話と今回ってどう繋がんだ?
戦人の言う通り魔女なんていないんだとしたらさ。
結局あの日六軒島で何があったんだ?」
紗音「1986年10月4日」
嘉音「1986年
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