第15話:新体制の幕開けー3
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ゆっくりと振り返った。
そして肩をすくめて苦笑を浮かべた。
「この程度のことでサポートはいらねえよ。 それよりも、だ」
ゲオルグは一度言葉を切ると、シンクレアの傍に寄っていくと彼の肩に手をかけた。
「不測の事態が起きたときのバックアップを頼む」
小さく抑えられた声で発せられた言葉を聞き、シンクレアはわずかに目を見開いた。
「・・・わかりましたけど、出番がないのを願ってますよ」
「まかせたぞ」
ゲオルグはシンクレアの肩から手を離すと、くるりと向きを変えて再びマンホールへと向かい
地下へとその身を沈めていった。
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