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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
ギルドに行ってみた-2
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 こうして俺達は、ギルドに向かうことになった。

「そうい追えばどこのギルドがいい、とかそういった希望はエリカにあるのか?」

 そう俺が話すとエリカは首を振り、

「いえ。依頼さえどうにかなればいいから。それに……そう、倒した証明を取らないといけないから、ユウスケ達にも証言してもらわないと」
「? 俺が倒したといっても大丈夫なのか?」
「手助けをしてもらった、と言えばうそにならないわ。私も攻撃はしたから、合同で倒したことになる」
「なるほど。……うそ発見器のようなものもあるのか? ルーシー」

 そこで俺はルーシーに聞くと、

「うん、そうだよ。そうしないと依頼を……他の人の手柄を盗んだりする人もいますからね〜」
「便利な魔法があるんだな」
「私の自信があるお仕事の一つです」
「そうなのか〜、それで、それをするのに俺達はギルドに登録しなくても大丈夫なのか?」
「そっちは大丈夫。手助けだし。……う〜ん、私も試しにギルドカードを作ってみようかな。あ、駄目だ。種族:女神って書かれちゃう」

 ルーシーは残念そうにつぶやく。
 どうやら、種族が書かれてしまうので、自分の正体が気付かれてしまうらしい。
 なるほどと俺が思ってそこで気づいた。

「そうなると俺は、異世界人になるのか? いいのか?」
「う〜ん、これまでの経験だと、異世界人と書かれずに人間と書かれるみたい。ユウスケは別に猫耳が生えているわけじゃないでしょう? そうなると亜人という分類になるはず」
「そのレベルの分類なのか。じゃあ大丈夫か? そういえば特殊能力(チート)も表示されるのか?」
「確かそうだったはず。でもそういった特殊能力(チート)はこの世界の人も持っているからそこまで目立たないとおもう。その部分は」
「他に目立ちそうな何かがあるのか?」

 そう俺がルーシーに聞くとルーシーが呻いて、

「一応危機に対しての召喚も兼ねているから、基本スペックは高いはずなのよね。それがギルドカードに載ったとすると……大騒ぎになって面白い?」
「どうだろう、俺は目立たない方がいいのか? ルーシー」
「どっちでもいいよ。でも能力を見せつけたら……この世界の微妙な変化が誰かの意志によって引き起こされているのなら、何か引っかかってくるかも。一番危険な敵ってなるし」
「そうなのか〜。でもそうなると、エリカみたいなSSS級冒険者が真っ先に狙われそうな気がするな」
「確かに〜……誘われた経緯などを後で、詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。エリカ姫」

 そこでルーシーが冗談として笑い飛ばそうとして、ルーシーは丁寧語になりエリカに聞いた。
 それにエリカは、

「嫌な思い出ですし、考えすぎのような気もしますが……気になるようでしたら後でお話し
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