暁 〜小説投稿サイト〜
真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
地下
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「綾君・・・」

「わかった。何かあればすぐに起こせ、頼んだ」

「任せておきなさいって」

「うん」

 俺は恥ずかしかったが、とりあえず眠ることにした。
10以上の呪文と精神的疲労でこんな感じになったようだ
浄化呪文を使いすぎたな
もしゲームみたいにMPの存在があるとして、最低3だとしても
消費が30以上
俺は最近目覚めたばかりだ
そんなにMPがあるはずがない
そんな数値があればの話だが
そんな馬鹿なことを考えながら眠ってしまった。

 体感で数時間が過ぎ俺は目覚めたら二人はガールズトークで盛り上がっていた。
こいつら余裕だな

「あ、起きたわね」

「おはよう綾君」

「時間は?」

「目安にならないけれど時計は17時を回ったところだよ」

「実際には6時間〜8時間ぐらい眠っていた計算か?」

「そうね」

「問題は?」

「少しおなかがすいたくらいね」

 俺は自分のバックから缶詰めをたくさん出した。
異次元バックの中にたくさん入れておいたのが役に立った。
呪文で出す方法もあるのだが、折角回復したのに呪文を使ったら本末転倒でしかないだが、
二人ともあんまり缶詰を食べたことがないらしく、この雰囲気を忘れる感じで楽しい食事をとれたと思う。
いい気分転換にはなったようだった。

「改めて出発をしようか」

「ええ」

「うん」

「すずか膝ありがとう」

「どういたしまして」

「アリサも助言ありがとうな」

「すずかも体力や運動神経で綾の役に立つかもしれないけれど、
あたしは頭脳で綾の役に立つわ」

「頼む!俺自身もこんな経験は初めてで何か見落としてる可能性もあるから、
よろしく頼むな」

「任せておきなさい」

 実際には二人にはあまり期待はしていない
だがこう言っておいた方が落ち着いて行動をしてくれるだろう
食事中俺は魔法使いの魔導書を軽く読みながら食事をとった。
改めて準備をし直して探索の続きに入った。
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