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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第266話 藍子と木綿季とチョコレート
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とそう』
『あ……、もし、私に、私たちにお兄さんがいたとしたら……。きっと リュウキさんの様な感じかな? 今度、ユイちゃんやリーファさんに聞いてみようかな……。理想のお兄さんですか? って』
いろいろな感情が湧いて出てくる。
親愛だったり友愛だったり、愛情だったり。言葉にすれば少ないかもしれない。でも 言葉にならない思いが無限にさえ思える程湧いて出てくる。
想いをそっと胸に抱いていたその時だった。
「へへ〜〜 たっだいまーー。ちゃーんと姉ちゃん渡せた?? リュウキ! もらえた??」
元気良く病室の扉をがらっと開けてユウキが飛び込んできた。
「ああ。ありがとう。2人とも」
リュウキはユウキを笑顔で迎え、改めて2人に感謝を伝えていた。
リュウキとラン。2人きりの時間は、ほんの数分間程度だった。
体感的には、もっと長かったのか、短かったのか、正直判らない気もしたが、時計を確認するとやっぱり短い、と思ってしまう。
もうちょっと2人の時間にしてくれても良いのに、と思いながらも、らしくない気を使ってくれて 時間をくれた妹には感謝を送ろう。
「ありがとね。ユウ」
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