2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
2階
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です≫
「ちょっと・・・」
「どうした?」
「本当に誰と会話してるのよ、それとも私たちを驚かすためのドッキリだったら許さないわよ」
「そうだと言いたいところだが残念ながら違う、話は・・・言ってもわからないから内緒だ」
「言ってもないのにわからないって・・・それを判断するのは私たちよ、それともそんなに信用がないわけ!」
俺はアリサを見ると少し寂しそうな顔を見てしまった。
続いてすずかの顔も落胆の顔が見られる。
≪綾様この二人ならきっと大丈夫です。言わないと士気にかかわります≫
≪は〜、物騒な世界を見せたくないのだがな≫
≪選んだのはこの二人です≫
「教えても良いが、聞いたらもう平和な環境で過ごせないかもしれない
今回の事やこの間の誘拐の時より怖い目にあう可能性が起きる可能性がある
今回は巻き込まれただけだが、知ったら巻き込まれじゃなく必然かもしれない
それでも知りたいか?」
俺は少し脅かす素振りで聞いた。
「それでもあたしは知りたい。何もできないかもしれないけれど、
知らないよりは知りたい。知ることによって起きるのが義務だとしても」
「私も知りたいかな。知ることによってもっと綾君と仲良くなれる感じがするから
知ることによって綾君が危険を冒すのが少なくなるかもしれないから」
反対にお前らの危険が増えたら、俺は嫌なんだが、多分そう言ったら私もって言いそうだ。
「俺の力の事は置いておく、生前の記憶と不思議な力を持ってる程度でいい
今話してたのはこいつだ」
俺はブルーダイヤの指輪を二人に見せた
「それブルーダイアでしょ、なんで綾がそんなすごい宝石を持ってるのよ」
まぁアリサが驚くのも無理がない約1カラットでも日本円にして6千万以上するのがブルーダイアだ
これは約15カラットもするものだ。
「形見だ」
「綾君、自慢したいわけじゃないんだよね」
[初めましてって言うのも変ですがアリサさん、すずかさん]
「指輪がしゃべった」
「綾君これって」
「詳しくは今度な、違う世界で作られたデバイスで俺の補助をしてくれてる
どういう風で作ったのかはわからんが、AI搭載だけど、人間と話してるのと同じぐらいだ」
あの話す車のドラマのシーズン最後のAIと同じぐらいすごい
「流石に俺一人だとわからんことが多いから、こういう時はぶれないこいつに聞いた方が正確だ」
「ふ〜ん、名前は?」
[遅くなりました。ティアと申しますどうぞよろしくお願いします]
「ええ」
「こちらこそ」
「それだけか二人とも」
「は〜もっと重大なことだと思ったんだけど、意外と普通で拍子抜けした感じ」
「
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