2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
2階
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法」
「絶対に閉じ込めるなんて不可能だ、
入ってこれたのだから出る方法があるはず、
館の秘密を暴けばいいのか、敵を倒せばいいかはわからんが
大丈夫だ」
多分久遠か退魔師としての実力がある槇原がいれば解けるはずだ!
その前に突破はしたいが、この二人に傷はつかせたくないな・・・
「ねえ、綾君あそこに日記帳みたいなものが」
「あるな」
「ねえ、綾。あたしこのような感じの映画を見た記憶が」
「まぁホラーにありそうなシチュだが、言わないでほしいフラグなっても困る」
「ええ」
俺は警戒をしながらその日記を読む
幸いにも手に触れれるし、きちんと読める代物だった。
読んでわかったのは、身体が不自由になり、恨んでいたこと
家が没落をしていったこと。
「まぁ良くもこれだけ恨み言がかけるな」
「百数ページそんな感じね」
「こんなもの全部読んでたら切り無いから、最後の方に飛ぶぞ」
「「うん」」
4月3日
最近見るあの男が憎い
ずっといいと思っていた少女をはべらかしてるあの男が憎い
いつの間にか現れたあの男
3人の少女があの男に笑顔で接してるのが憎い
なぜ私じゃないのだ
この体が憎い
ニクイ・ニクイ・ニクイ・ニクイ・・・・・
1ページ丸ごと憎いで埋め尽くされていた。
4月4日
あの男がまた違う女と歩いている
なぜあの男ばかり持てるのか
ニクイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
相変わらず最後はこの言葉でページが埋め尽くされていた
「わかったのは、最近までこの部屋で、
ここから見える風景の女たらしの男を恨んでたことか」
「そうみたいね」
「うん・・・」
「どうしたすずか?」
「えっと、この時間帯って・・・」
日付の後に時間が書いてあった。
先ほど書いてあったか?
ニクイ連発で時間は省略していたのかもしれない
「すずかどうしたんだ?」
「私たちがよく通る時間だなって?」
「あれ?この道って俺たち通るか?」
「何言ってるの?通ってるでしょ」
「通ってるな、だがこんな館があるなんて気づかなかったぞ」
「あたしも知らないわ」
「うん、そういえば」
「第一こんなに大きな館なら見逃すはずがないのに、もしこの館じゃなかったらここって何だった?」
「綾可笑しなこと考えてる?その過程は無理よ、だってそれなら何でここまで荒れてるの?」
「そうだよな」
「うん、それですずかはなぜこれに疑問を持ったんだ?」
「なんか綾君じゃないかなって」
「なんで俺?」
「この男って綾君の事じゃないかなって、女性は私やアリサちゃん、なのはちゃんじゃないかな
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