Episode 1 Legend of the golden witch
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あ?
作者だって推理可能とは保証しないって謳ってんだろ」
譲治「う〜ん、でもまあプレイヤーのみんなにも挑戦して欲しいって言ってるわけだしねえ。
あんまり無茶苦茶な答えは用意してないと思うけど……」
真里亞「きひひひひひひ。
全くニンゲンってやつは無駄な努力が好きな生き物だね。
まあ、精々頑張るといいよ。
このゲームを多くのニンゲン達がプレイしてそしてベアトリーチェの前にひれ伏せば、それだけベアトリーチェの魔力が増す事になる。
魔女は自身を信じるものが多くなればなるほど、より力を蓄えていく。
きひひひひひひ。
楽しみだよ。
ベアトリーチェがその本当の姿を私達の前に顕してくれるその時がね。
きひひひひひひひひ……あっ痛!」
戦人「全く何度言っても懲りねえな、お前は。
………そういや兄貴。
真里亞の事で気になってる事があんだけどよ」
譲治「本編の最後に出てきたメッセージボトルだね。
あれは署名こそ"右代宮真里亞"だったけれども本当に真里亞ちゃんが書いたものかどうは極めて疑わしいね。
本編エピローグによれば真里亞ちゃんは顎の一部、僕らは身体の一部だけしか見つからなかったそうだ。
六軒島で結局のところ何があったのかは分からないけれど、真里亞ちゃん含め僕らが生き残ったわけではどうやらないらしい。
あの文章からは誰かに六軒島で起きた事件の真相を解き明かして欲しい。
そう望んでいるように読めるけど」
朱志香「真里亞は魔女の実在を信じてる。
事件の真相なんざ望んじゃいないわな。
それともあれか。
土壇場でベアトリーチェに裏切られたとか、そういうことか」
戦人「だったら何故こんな中途半端なとこで物語が終わってるのかって事にもなるわな。
まあ作者の都合といっちまえばそれまでだけどよ」
譲治「作者、か。
この場合その"作者"という言葉には二通りの意味があるね」
朱志香「二通り?」
戦人「"右代宮真里亞"を名乗る誰か、そして竜騎士07の二人、だな」
譲治「その通り。
プレイヤーのみんなはその双方の意図を探りながら挑まないと、今度のゲームはクリア出来ないんじゃないかな。
僕はあくまで一キャラクターだけれどね。
何となくそう考えているよ」
朱志香「作者の意図かあ。
もしかしてそれもさっき戦人が言ってたなんとかニットに含まれんのか」
戦人「ホワイダニット。
何故そんな事をしたのかだ。
さすがに竜騎士07の事は俺達にゃあお手上げだな。
そっちはプレイヤーのみんなに任すぜ。
メッセージボトルの方は……どうなんだろうな。
次からの俺と魔女との戦いに関わってくるのか………」
譲治「何とも言えないね。
まず戦人くんとベアトリーチェの戦いがどういう形で行われるか
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