2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
作戦会議?
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「だからすずかも分析するな!ただ興味本位で入っただけだ」
「もう、絶対に綾の怪しい行動を付けたりしないんだから!」
「それが懸命だ」
「あれ?」
「な・・・なによ・・・すずか」
「音が聞こえたような?」
「ちょ・・・ちょっと怖いこと言わないでよ」
「怖くておもらしするからか?」
「な・・・何言うのよ!そんなはしたないことするわけないでしょ」
確かにうっすらとした音だが、車輪の音が上から聞こえる。
「ねえ・・・ここに暮らしている人がいるんじゃない」
「それはないだろう」
「なぜよ」
「食堂に沢山の食事があった。キッチンにもな」
「ほらみなさい、それは他の人がいる証拠でしょ」
「アリサ、話は最後まで聞け、ただし全部腐っていた。すごい腐臭がすごくてな
全て浄化しないと死ぬぐらいだった。そんな状態で人がいると思うか?」
「でも、車いすっぽい音が聞こえたわよ」
「確かにな、俺は調べに行くが、ここにいるか?」
「嫌よ!ついてく」
「怖いのか」
「ちがうわよ、バカ」
「私はちょっと怖いかな、一緒に行っても良いかな」
「この場所にいた方が安全なんだがな」
≪綾様、連れて行った方がいいと思いますよ≫
≪ティアその理由は?≫
≪開門の呪文が作動しなかったからです≫
≪これも作動はしているが、効果は持続しているはずなのに効果がない可能性もあるって事か?≫
≪はい≫
「ねえ?綾」
「なんだ」
「誰と会話してるの?」
「なぜ?」
「そんな感じがする、あんたを見ていると」
大した観察眼だ
「企業秘密だ今は」
「ならここを無事に出れたら教えてよ」
「知らないことも必要だぞ、知ったら戻れない可能性が出てくる」
「何よそれ?」
「すずかの一族の事を知っただろ?それにより日常と違うことが起きる可能性が出てくる」
「ならすずかの事を拒否した方がよかったって言いたいわけ?」
「そうじゃない、すずかの事はいい風に転がったが、悪い目も起きる可能性があるって事だ」
「別に、綾やすずか、なのはの事だったらいくらでも受けてあげるわよ」
後ろを向いてアリサはそう言ったので、俺はすずかの方を見たら少し笑顔で答えてた。
まるで私も同じ意見だよって感じだ!
何かおかしい館ということ以外何もわからないので、俺が先頭に立ち、アリサが真ん中、すずかを最後尾にした。
すずかの運動神経が普通の人を凌駕していることを知っているから、反対にアリサは頭脳以外は普通の小学生だから真ん中しか起こりえない
あと一人いれば最後尾を完全に任せれるのに、俺は久遠を連れてくればよか
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