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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
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こうしてプリンアラモードを彼女たちの前に置いた俺は、ようやく自分の席に座る。
この時期、外の方が涼しい風と緑のにおい、そして木漏れ日を楽しめるので、外に案内したのだが……先ほどの説明の関係で、どうやらエリカにはまったく楽しんでもらえていないようだ。
一応は、来たお客さんの反応も良く、また来るよと言ってきてくれたお客さんもいたりするのだが……やはり女神やら何やらが衝撃的な説明だったのかもしれない。
どうしよう、早く食べてもらわないとアイスが溶けてしまう……と俺が思っているとそこでルーシーが、アイスを口にして、
「う〜ん、このミルクの味がたまらない! エリカもはやくはやく!」
「え、ええ……! 何、これ。ミルクに砂糖を加えて冷やしたもの? それにほんのりと香りづけがされていて……この香辛料は、何?」
驚いたように呟くエリカ。
とりあえずはアイスを食べてもらえて、そして夢中で次々に口に運んでいくのを見て、食べてもらえず溶ける心配はなさそうだと俺は思いながら、
「南の方にある“バナバナバニラ”という香辛料だ。甘くていい香りのするもので、これは香りのない蒸留酒で抽出したものを加えている。そこにあるやや肌色がかった黒いソースのかかったもの……プリンも、それが加えてある」
「そうなのですか。……こんなもの、食べたことがないです。美味しいです。……果実を凍らせたものは口にしたことがあったのですが、こういった食べ方もあるのですね」
エリカがそう、感心したように呟く。
気に入ってもらえてよかったと俺は思う。
とりあえず女の子二人に気に入ってもらえたから、今後のメニュウーに加えて大丈夫だろうと俺は思う。
やはり異世界なので、俺が想像もつかないような理由で“気持ちが悪い物”認識されてしまっては困る。
そこでルーシーがプリンに手を付け始めた。
もちろんクリームと一緒に食べるというぜいたく使用である。
と、ルーシーが一口味見をして、
「うん、おいしい! ……でもこの黒いソース、いつもと違う香りがする」
「ああ、今回はコーヒーを入れたんだ。どうだ?」
「この苦みは確かに癖になりそうです。なかなか美味しい気がします。それにプリンがいつもより硬い気が」
「今回は練乳を使ってみたんだ。俺たちの世界の、別の国で作られているプリンを参考にしてみたんだ。どうだ?」
「これはこれで美味しいですね。でもできればあのプリン、いつものと両方食べてみたいです」
う〜ん、贅沢だが、小さくして二種類の盛り合わせというのも、変わっていていいか? 後で検討しよう」
そう話しているとエリカが恐る恐るプリンに手を伸ばす。
そして口にして、
「! これも美味しいです。プリン、というのですか? 材料は……ミ
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