2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
館に潜入、そしてお約束のトラブル
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「良いわよ、その質問が終わったら帰るわよ」
「あぁ、思ったより疲れたからな、帰ろうとしていたからそれはいいのだが、二人ともどうやってこの家の中に入ってきたんだ!」
そう、閉門の呪文をかけてあるのだから、俺と同じ系列の魔法使いか格上なら可能だろう。
考えられるのは一つ、どこかに隠された扉があって俺が気付かなかったということだ
だが、俺が思った返事ではなかった。
「何言ってるのよあんたは、扉があるんだから、勝手で悪いかなと思ったんだけど、そこから入ったわよ」
「な・・・に?」
「綾君どうしたの?けがの痛み?顔色が優れないよ」
「ア・・・リ・・・サ・・・もう一度言ってくれ?」
「どうしたのよ、あそこの扉から入ったのよ」
「そんな馬鹿な!」
「「キャッ」」
二人のかわいらしい悲鳴が聞こえたのだが、そんなことはどうでもいい
俺はすぐに走って扉に手をかけて開けるのだが開かなかった。
≪ティア?≫
≪呪文は継続中です。あの呪文は、反対側なら開く呪文ですか?≫
≪そんな呪文何の役に・・・監禁とかなら役に立ちそうだ、いやただ単に鍵を呪文で閉じただけだ≫
≪ならなぜ、開いたのでしょう?≫
≪すずかの闇の一族の力か?≫
「そういえばこの扉を開けたのはすずかか?」
「あたしだけど、いったいどうしたのよ」
一切の魔力を持たないアリサが開けただと
「あの綾君いったい何がどうしたの言ってくれないとわからないよ?」
「クールになれ!すまない、俺は探検ごっこをしていたからな、邪魔が入らないように閉門の呪文をかけて中に入ったんだ!」
「それってどう言う事よ」
「本来なら魔法の鍵がかかってるのにアリサとすずかがこの館に中に入れるはずがないんだ!」
ちっヤな予感がする。俺は力ある言葉を発する
『アンロック(開門)』
俺は扉の取っ手を持ち、扉を開けようとするのだが、開かなかった。
数回開門の呪文をしてもうんともすんとも言わなかった。
≪ティア≫
≪閉じ込められたみたいですね。先ほどの閉門の呪文は解かれています≫
≪そういえば、この館に入った瞬間変な力場を感るって言ってたな?≫
≪はい、いいました。そのせいでジュエルシードの位置が把握できないと≫
『リムーブカース(呪い発見)』
呪文を使ってわかったことがあった。
この館自体が呪われてやがる。そして呪い解除の呪文をしても、俺の力量不足で解除が出来なかった。
頭痛くなってきた。
足手まといを二人連れてミッションを解かないといけなくなった。
そうだ!
俺はリスティに思念波を送った。
リスティや知佳さんといったHGSは超能力に似たものが使
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