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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十八話
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い。

皮膜を被せ、円香の頬に触れてみる。

「暖かい……柔らかい……」

ぽかぽかしてて、すべすべしてて、ぷにぷにしてる。

「お兄ちゃん?」

「ごめん、もうちょっとこうさせて」

「ん。いーよ」



三分くらい円香をむにむにしてたら箒に妬かれて尻尾を握られた。

「にゃにすんだよー?」

「すまんな。お前があまりにもこちらを無視するからな」

うわっ…かわいい……

「このおっきくて可愛い生き物俺の彼女なんだぜ」

「?」

手に尻尾を絡めてやるとすりすりしてきた。

「にゃに?」

「いや……なんでもない」

構って欲しいなら言えば良いのに……

という訳で箒に抱きついてみた。

ぎゅーって。

「むぅ………身長差が…」

どっちも立って抱きつくと箒の鳩尾辺りに俺の頭が来る。

せめて、せめて胸ぇ!

「お兄ちゃんやっぱりちっちゃいね」

「うるせぇキスで黙らすぞ」

「え?ほんとに?」

なぜ喜ぶ。

「そうだな、いつまでも玄関で話してる訳にもいかんし、ソファーで実演するか……円香、よく見とけよ」

グイッと首根っこを捕まれた。

「おい箒、何する気だ」

「円香のキスの練習だ」

「させんでいい! お前は俺の妹をサキュバスにでもする気か!?」

そのままリビングまで連れてかれて、ボスっとソファーに投げられた。

円香と箒がじりじりと近づいてくる。

「ちょっと束さん! どうにかしてよ!」

「うん? 面白いから却下ね」

嘘だろおい!?

「大丈夫。お兄ちゃんはそこでじっとしてればいいから……」

「さぁ、一夏、円香をキスで黙らせるのだろう…?」

「あ、ちょ、やめ、あ、うそ、ちょ…あ………」

side out











10分後

「ぐすっ……兄の威厳が……」

「元からないだろそんなの」

「いっ君は可愛いからいいんだよ」

「正直お兄ちゃんのカッコいい所見たことない。
可愛い所は見たことあるけど」

円香の一言がトドメになったのか、一夏は三角座りでいじけだした。

「うぅぅ……どーせおれなんて……」

「あ、面倒な拗ね方になった」

「拗ねてにゃいもん!」

涙目猫耳黒髪幼女である。

円香の中でイケナイ焔がチロリと舌を出す。

円香がそっとソファーの裏に回り込む。

ふにふに……ふにふに……ふにふに……

と耳を弄る円香だったが…

「ふしゃー!」

「ひゃっ!?」

一夏に威嚇されて後ずさった。

「はぁ…しょうがないなぁ…」

束がヒョイと一夏を持ち上げた。


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