2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
怪しい洋館
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
昼過ぎから散歩と言って外に出てきた。
館にずっといたら不健康だと良いながら、何かあったらすぐに連絡するという約束をして
≪聞きましたか?≫
≪何か?≫
≪最近少年、少女失踪事件が起きてるらしいです≫
≪本当に事件性が多い町だな≫
≪見た目は子供ですので気を付けてください≫
≪大丈夫だろ!≫
俺が日差しも良いから本当に散歩みたいにのんびり歩いていたら肩に飛び乗ったものがいやがった。
「狐か!」
「くぅ〜ん」
「おまえも、散歩に付き合うか」
「くぅ〜ん」
本当にまったりと、散歩にお供を付けて歩いていたら、俺の中にあるもう一つの魔力が騒ぎ出した。
リンカーコアから流れる魔力。普段は出力を最低にしているのだが、それに反応するとは、そっちの方に向かったら朽ち荒れた洋館が目の前にあった。
≪ティア≫
≪多分ですが、このよう間の中にありますね≫
≪気乗りはしないな≫
「くぅ〜ん」
久遠も同意見のようだが、行くしかないみたいだし、偵察がてら中に入ることを決めた。
どうやら久遠には降りてもらってリスティたちを呼んできてもらう。そのために手紙も渡した。
久遠と別れ敷地内に入るとなぜか天候が少し荒れてきた。
洋館の前には大きな門とそこにつながる道
軽い雨も降ってきやがった。
これで人里離れた場所だったら、ホラーやサスペンスの小説の冒頭になる感じだ!
洋館に進むたびに嫌な予感ばかり膨れ上がってくる
もしかしたらジュエルシードが発動をしているのかもしれない。
こんな不気味な洋館
少しだけ怖い気持ちを隠しながら俺は洋館の中に入った。
綾が洋館に入る少し前
「ねえ、あれ綾じゃない?」
「本当だね、どうしたんだろう?今日は安静にしていてねってお願いしたのに」
「それにあそこって・・・」
「噂の幽霊屋敷だね」
「ぜっったいに厄介ごとね。引き戻しましょうよ」
「うん」
綾と遅れて少したってアリサとすずかも朽ち荒れた洋館に足を踏み入れた。
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ