22部分:第一話 冬の嵐は過ぎ去りその十六
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でもだ。あの方にもだ」
「わかりました。それではその会談の用意も」
「頼んだぞ。それではな」
「はい、それでは」
こんな話をしてであった。彼はその時を待っていた。彼の運命は動きはじめていた。それは大きなうねりとなっていたのだった。
第一話 完
2010・11・10
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