第8章 日常編
妖精達の罰ゲーム
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はカーテンから顔を覗かせ、カナさんに向かってそう言った。
「確かに・・・一体どういうつもりなんですか?」
俺も一旦、いつもの格好に戻ってそう言う。
「そーゆーのが好きなオッサンの所に2人共行ってもらう。」
「!?」
「そーゆーのって何ですか!!?」
「とんでもなく嫌な予感しかないぞ!!!」
カナさんの言葉にウェンディと俺は驚く。
「やっぱり私には、服選びのセンスねーな。いつもこんな格好だし。
いつもの服でいいや・・・・・・さっさと着替えな。」
「イヤです!!!私帰ります!!!!」
「う、ウェンディ!!服!!!服!!!」
ウェンディは服を着ずに持って帰ろうとしており、
俺は慌てて止めようとする!!!
この格好のウェンディを見せてたまるか!!!!
「逃がさないよー!!!!」
「うわあっ!!!」
そうしている内に俺達はカナさんに捕まってしまう。
「全く・・・酷い目に遭った・・・・・・。」
「いくら罰ゲームでもひどすぎます。」
いつもの服に着替え、俺とウェンディはとぼとぼとカナさんの後ろについて行く。
「私達・・・・・・何をされるんですか?」
「まあ、質問されたり、ベタベタ触られるだろうね。」
ウェンディの言葉にカナさんがそう言う。
「ベタベタって・・・・・・」
本当に嫌な予感しかしないぞ・・・!!
最悪、ウェンディだけでも逃がそうか・・・・・・。
「やっぱり帰ります!!お兄ちゃん!!帰ろう!!!!」
ウェンディが俺の手を握る。
「もう着いたよ。」
カナさんがウェンディの頭を押さえ、そう言う。
「ん?ここって・・・・・・」
「・・・・・・教会?」
着いた場所は教会だった。
「コラコラ!!教会に酒を持ち込むんじゃない!!!!」
「おーーーー、ブロック神父、久しぶり。」
教会の敷地内に入ると、1人の神父様がカナさんに向かって怒鳴って来た。
・・・・・・神父なのに、カラフルな格好をしてはいるが・・・(汗)
「カナだーーーーっ!!」
「カナが来たよー!!」
「わーい!!」
教会の奥へ行くと、広場があり、
そこには俺とウェンディと同じぐらいまたは少し下の子供達がいた。
子供達はカナさんを見て、集まって行く。
「おおっ!!君達が前にカナが話していたコージさんとウェンディさんかね。」
「「え?」」
神父様は俺達を知っている様だが、俺達には何が何だか・・・・・・
カナさんの名前が出ているから、カナ
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