1部 稀有な人生の始まり
2章 妖狐
爆裂の嵐を呼ぶ男参上
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つもアリサちゃんに」
「俺も迎えに行くから、アリサの車に乗せてもらっても良いか?」
「それだと意味ないような気もするけれど、良いわよ。鮫島に言っておくわ」
「俺はそれまで海鳴を少し前まであって迎えに行く」
「うん、綾君ありがとう」
「今朝のお詫びだ。深い意味はない」
「うん」
そうして放課後すずか達と別れて町をぶらついたのだが、一瞬昨日の呼び声が聞こえたのだが、
探知する前に途切れやがった。
≪どう思うティア≫
≪あまり、良い感じじゃないですね≫
≪理由は?≫
≪綾様はリンカーコアを持ってますから聴こえやすいですが、
どうやら私たちの技術を使ったSOSだからです≫
≪もともとコチラの技術じゃないって事か?≫
≪はい≫
≪なぜ知佳さんたちに聴こえたのだろう。仮定でもいいわかるか?≫
≪もしかしたらですが、一つは不思議な力が使える事で確か救助の仕事をしているんですよね≫
≪あぁ外国でレスキューの仕事についてるって聞いた≫
≪助けを呼ぶ声に敏感だったのではと、久遠さんに関しては存在自体が規格外ですから≫
≪は?≫
≪使い魔でもないのに、どのようにしてあんな魔力みたいな生物が産まれたのかわかりません。
もしかしたら、聴く能力があるのかもしれません≫
≪俺は、管理世界だったっけ?そっちの魔力もあるからわかったって事か?≫
≪はい、もともとコチラの世界の能力じゃないのに、それがあるってことは厄介ごとしかないですよ。助けを求める声でしたから、どうするんですか?≫
≪無視したい、なのはがその力を秘めてると言ってたな?≫
≪まだ眠ったままですが≫
≪俺としては大人しくしていてもらいたい。あのグループ観てて思ったのは、リーダーはアリサだが、中心はなのはだ。何かあればすごく面倒なことになるから、芽をつぶしたいと思ってる。後俺が楽できるように・・・≫
≪素直じゃないですね≫
≪素直だと・・・あいつは厄介ごとしか持ってこないのか?≫
俺が前方の方を見ると、巫女姿の神咲と抱っこされてる久遠
それだけならいいのだが、学ラン姿の男子生徒が4人囲んで話してる。
高校生同士話してるのはいいのだが、完全に毛並みが違う
4人はガラが悪くて、神崎は培養の中で暮らしている女学生だ
あまりにも場違いだ。
しかも周囲の人間も我関せずといった感じで距離を置いて歩いてやがる。
≪那美さんですね≫
≪友達だと思うか?≫
≪どう見ても那美さんの友人というのは無理があるように思えます≫
≪は〜だよなぁ≫
巫女姿だけでも珍しいというのに、雰囲気が清純で可愛いと来たらナンパもするだろう。
断ってるように見え
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