暁 〜小説投稿サイト〜
ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade
Turn:01:少女と天使
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!クロノエトス・ジャッカル、そしてクロノ・ドラン・Gは先駆のスキルでリアガードへ移動」
新たなユニットに姿を変えたミライ、そしてその後ろには先ほどまでミライが姿を借りていたクロノ・ドラン・Gが
杖を構えるクロノエトス・ジャッカルの姿にたじろぐアズライールだが
「大丈夫、先行の最初のターンに攻撃することは出来ない、だから私は何もせずこのままターン終了よ、さ、貴方の番」
「えっと、1枚ドローして………ライド、黒衣の鏡像 ハギーテ」
新たなユニットにライドしたシェンメイはクロノエトス・ジャッカルを見据える
ヴァンガードの下に置かれたアズライールのカードを手に取る
「えっと、この子も先駆?を持っているみたいですね」
「そう、先駆の能力を持ったユニットはリアガード、ヴァンガードと共に戦ってくれる仲間としてヴァンガードの周りのリアガードサークルに移動できるの」
「リアガードは手札から呼ぶこともできるし、スキルで他の場所から呼ぶこともできるんだよ」
ミライの説明に補足するかのようにミツキが覗き込むようにシェンメイの横に立った
「あらミツキ、撮影は終わったの?」
「ばっちりです」
ミツキの説明を聞いたシェンメイは手札を確認してみる
もう一枚グレード1のカードがある
「じゃあ、アズライールを後ろに下げて、もう一枚ハギーテをコール」
「もうコールしたいユニットがなければ次はいよいよアタックよ、グレード1とグレード0のカードはブーストと言って前列にいるユニットに後列から自分のパワーを分け与えることが出来る、ブーストするユニット、攻撃するユニットの順番で横向き、レスト状態にすることでアタックができるわ」
「えっと、じゃあ、アズライールのブースト、ハギーテでヴァンガードにアタック」
アズライールが燭台をかざすとハギーテの体を光が包む
力が漲ってきたハギーテは翼を広げて一気に駆けだした
「ファイターの分身であるヴァンガードがアタックする時、山札の上から一枚めくって、ドライブチェックが出来る」
「えっと、ドライブチェック」
【クリティカルヒット・エンジェル】クリティカルトリガー
「クリティカルトリガーだな」
「く、クリティカル?」
タツマの言葉にシェンメイは首を傾げる
「クリティカルトリガーの効果を得たユニットはダメージを与える時もう一枚追加でダメージを与えることが出来る」
「そして、トリガーの共通効果でパワー+5000を好きなユニットに、これは別々のユニットに与えることが出来るから、今ならパワーをまだ攻撃していないハギーテに、クリティカルを攻撃しているヴァンガードにつける、そうすれば………」
既にヒットの確定しているハギーテはトリガーの効果で2点のダメージ、更に後続のハギーテもパワーアップした状態でアタックできる
「じゃあ、そう
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