言い争っても平行線
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ているよ♪
?大きな岩場の影から♪
?奴隷の王子が登場♪
?いつだって 大迷惑♪
?ヘンリーは 働かない♪
?そんなの有名♪
?ラ ラ ラインハット♪
?ヒーこら ヒーこら 俺はサボってない♪
?ヒーこら ヒーこら ムチで打つな♪
?ヒーこら ヒーこら アイツを咎め〜♪
?ラ ラ ラインハット♪
?ヒーこら ヒーこら いつか逃げる♪
?ヒーこら ヒーこら いつか泣かす♪
?ヒーこら ヒー 友達選ぼう〜♪
?グチグチ ブツブツ 常に♪
?不平を喋っているよ♪
?貰ったお金で「ビシッ」と〜♪
?買い物してたら激怒♪
?いつだって 口煩い♪
?ヘンリーは 小言多い♪
?そんなの常識♪
?ラ ラ ラインハット♪
?おいこら おいこら 無駄に使うな♪
?おいこら おいこら お金は大事♪
?おいこら おいこら お前が言うな〜♪
?ラ ラ ラインハット♪
?たたかえ たたかえ お前も戦え♪
?たたかえ たたかえ サボるな戦え♪
?たたかえよぉ! 激弱王子〜♪
最悪だ。
本人だけならまだしも、その息子や息子の嫁……果ては他国のお偉方まで居る前で、この歌を歌い切りやがった。
流石に俺もティミーさんも、ピピン大臣等だって総出で国王の口を塞ごうと襲いかかったけど、無理だよ……このオッサン強いんだもん。
歌いきるまで飄々と逃げ切りやがったよ。
恐る恐る客人等の方に視線を向けると……
大半は唖然としていた。
でも爆笑してる連中も居る。
ヘンリー陛下の息子の嫁とヘンリー陛下の秘書の女性だ。
「お前……つくづく俺を馬鹿にしてるな!」
「馬鹿にしてないよぉ〜。今流行ってるんだよぉ〜。我が国では知人を歌う事が流行ってるんだよぉ〜」
そんな訳ねーだろ!
「そっかそっか! だから『ウ〜ルポンポン』って歌を、皆が歌ってるのね(笑)」
俺を見てポピー義姉さんが涙を流して笑う。
だから早々にこの歌を禁止にさせたかったんだ!
これ……国際問題に発展か?
ウルフSIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ