第十話 手作り魔除けのソルベ
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い。」
「すごいさわやかな味。」
「あまり恨まれずに除霊できたみたいだな……。」
「うんうん。」
「そういえば、生き物の内臓って何を入れたの?」
「スライムを削って入れた。」
「だからちょっとプルプルしてるのかなぁ? 舌触りをまろやかにしてくれてる。」
ファリンは、そこまで言って、ソルベを見つめて俯いた。
「……兄さんにも食べさせてあげたかったな。」
「何言ってんのファリン。」
「そうだぜ? 帰り際にまた食えるかもしれないぞ?」
「…そうだよね。うん…。」
まあできたら食べないに越したことはないのだが…、っというのが、マルシルとチルチャックの本音ではあった。
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