1部 稀有な人生の始まり
2章 妖狐
魔窟 さざなみ女子寮 波乱
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てのは知らないの?」
「おばさんだと・・・てめえ」
「南條綾9歳小学3年生だ」
「なんで小学生がこんな夜更けに来てやがるんだ!家出人か、それとも神咲妹に保護されたんか?」
「保護したのは俺の方なんだが、酒を飲もうとしたら浄霊なんて無理なのに最後まで浄霊しようとしたた馬鹿がいたから手伝ったんだ
しかも秘蔵の酒龍使いまでパーになったから、新たな酒よこせって言ったら、食事ならということで、
こんな山奥に連れてこられたんだよ
来たら来たで、超能力者や神咲よりも高い霊力持った戦える管理人、ラフな格好の凄腕のペンダコを持った剣士、巫女さんに妖狐ってこの世の魔窟か何かかここは?」
「君は?」
「耕助待ちな!なんであたいが剣士だって?」
「ペンダコは見ればわかるでしょ、剣士は立ち方と動き方
観る人が見ればわかる、リスティはさっき心を読まれたから魔法か超能力
でも魔力は感じなかったから多分超能力だ。
狐と神咲は知り合いで以前も木の上で月見酒をしてたら浄霊してたから知ってる
おばさんこれで良い?」
「だから誰がおばさんだ、このガキ」
「名前知らないんだし、30行ってたら、9歳から見たらおばさんだ
何か問題でも?」
「はぁ〜、あたいは二村 真雪だ
南條何かやっただろう」
「どうゆうことですか真雪さん」
「考えてみろ、こんな大声で話してるのに誰も来てねえっておかしいだろうが」
「これ以上人が来ても説明が面倒だから防音の術をかけさせてもらった」
「もう一個聞いても良いか?」
「なに?二村さんでいい?」
「坊主、実際の年齢は何歳だ?」
今度は俺が驚く番だった?
俺は警戒の順番を変えた
リスティと槙原は警戒してたが、
この人は凄腕かもしれないが多分体力がない
このセリフで一番警戒しないといけないのはこの二村だ!
「どういうことか?」
「真雪さん?」
「考えてもみろよ、まぁ知佳やリスティ、他にも幼いながら人外の能力を持ってきたのをみたのは経験あるだろう」
「ええ、美緒もいますし、それに知り合いにもいますよね」
「こいつは見た目や身体は9歳かもしれねえが、あたいもなんて言っていいかわからんが
何かが違う。綾、てめえ何もんだ。ことと次第によっちゃ」
「ま・・・真雪さん。お願いですから喧嘩ごしにならないでください。
南條さんは何度も助けてもらったいい人で久遠もなついています。」
「うるせえぞ!神咲妹!あたいはここの女子寮に来た人間は身内だと思ってる
危険なやつは正体を知らねえと気が澄まないんだよ!」
「実際に9歳だ。所属も聖祥大付属小学校だし・・・」
「まだしらばくれるのか・・・耕助、リスティ」
「
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