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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十五話
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「食べさせてあげよっか?」
「ん? 大丈夫だよ」
一夏がサンドイッチを持った右手の手首を360度回した。
「特に支障ないし」
「そう? じゃぁさ、後で義手つくる参考にしたいからちょっと録画するよ」
「何を?」
「いっ君の食事風景」
「まぁ、いいけど」
束は内心ガッツポーズをしていた。
(っしゃぁ…! いっ君ver球体関節人形のムービーゲットぉ!)
(束ぜったい何かかんがえてる…)
食事を終えるとホクホク顔の束が一夏を捕まえて対面でソファーに座った。
義肢はイノセントの中に収納された。
「束さーん。洗い物あるんだけどー」
「ちぇーちゃんおねがいねー」
「うん。わかったよ束」
橙は手早く皿を洗うと、リビングに向かった。
「ますたー、ちょっと失礼するよ」
橙が一夏に後ろから抱き付き、強制憑依した。
頭から猫耳が、ワンピースの裾から尻尾が伸びる。
『あー。ダメかー。私の体を憑依させたら手足がはえるんじゃないかって期待したんだけどなー』
「みゃう?」
「ありがとねちぇーちゃん」
『んーん。力及ばず、だよ』
束は欠損猫耳男の娘を抱き締めた。
「にゃに?」
「ん……?」
束が甘えるように一夏に頬を擦り付ける。
「みゃー…?」
一夏もくしくしと擦り付ける。
子猫が甘えるように。
一夏が束の胸に顔を埋める。
「にゃー?」
すりすりと顔を擦り付けると、くぅくぅと寝息を立てはじめた。
「ふふ…たーんと甘えていいよ。いっ君」
束は左手を一夏の背中に回し、右手でホロウィンドウを開いた。
片手でホロキーボードを叩く。
ホロウィンドウに表示されているのは義肢の設計図だ。
「フィードバック……はソフト重視でいいか…。稼働は…モーターとアクチュエーターの併用…表面は人工皮膜56型……」
途中、束は唐突に手を止めた。
「そういえば…アマノガワが…」
束はカプセルを取り出して飲み込んだ。
「うんこれでいっ君が起きる頃には…むふふ…?」
(何考えてるんだろこのエロウサギ。
アマノガワってたしか速効性乳腺刺激ナノマシンじゃぁ…………………。
ぁ…なるほど…。そういうプレイか)
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