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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十三話
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から緑色の粒子が水中に放たれる。

『TRANS-AMの起動を確認した…
一夏…本当にこれ以上出力をあげるのか?』

「ああ、そのつもりだ…パンツァー」

機体内部フレーム…サイコ・Eカーボンに硬化魔法をかけ、強度をあげる。

「実験を第二段階へ移行…
NT-D…起動」

機体各部の装甲が開き、サイコ・Eカーボンが現れる。

なお、カンヘルの発光は白…

現在RX-0とは真逆の色だ。

『出力、増大…目標数値の1…3…8…11…13…15%を突破』

よし…これで…

『ん…?一夏、20%で停止したぞ』

「なに?」

NT-D…リミッター解除で得られる出力の増大。

それが理論値の二割で止まっていた。

『いっ君、こっちでも確認したけど二割から上がらないよ』

ふぅむ…二割ねぇ…

『一夏、先程つかったパンツァーで固定された部位がエネルギー流路を塞いでいるのではないのか?』

「え?まじで?」

どっかの安全弁が閉まったままとか…?

「そうだな…では一度硬化魔法を解く」

パンツァー、ディキャスト。

『エネルギー…上昇再開したよ…25…26…27…30…37…40』

四割…か…

ピシッ!

「え?」

『エネルギー急速に上昇!?不味いよいっ君!』

何か物音がしたと同時に、束さんの叫び声が聞こえた。

モニターの数値は…

<800%>の文字。

は?なんで一気に40倍以上も…?

<@ΘΔ%>

文字化け…? オリジナルコアが文字化け?

<━━━━>

表示がロスト…?

そんな思考の最中、割れるような、折れるような音が聞こえ…


結晶体の中に閉じ込められた。

side out











「エネルギー急速に上昇!?
不味いよいっ君!」

隣で姉さんが叫んだと同時に、ホロウィンドウのカンヘルの機体形状が崩れた。

そうして…

バキバキバキバキィ! という音と共に、湖から、緑色の結晶が溢れた。

「一夏!?」

「箒ちゃん!待ってて!」

すぐに姉さんが、INNOCENTを纏い、一夏の下へ向かう。

私も飛行術式でこれを追う。

一夏が実験していたポイントには、一際大きな結晶が鎮座していた。

そして、結晶は所々、銀色の金属片を含んでいた。

「姉さん…この結晶は…」

「うん…サイコ・シャード…だと思う」

サイコ・シャード、一夏が以前話していた、余剰次元の結晶だ。

だが…これは…大きすぎる…

「箒ちゃん、とにかく、いっ君を助けよう」

「わかった」

淫紋を介して一夏の気配を探り、その周
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