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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十三話
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RX0000GN CANHEL

俺が前世で作ったガンプラで、所謂『ぼくのかんがえたさいきょうのもびるすーつ』ってやつだ。

銀色のユニコーンの両肩、背中、腰にGNドライブを取り付けた機体で、さらにはGNコンデンサーをつけたアームドアーマーDEを二基装備。

星系間航行用MS…コンセプトとしてはサキブレに近い機体である。

この機体が今まで完成しなかったのはソフト面の問題があったからだ。

が、このままでは埒が開かないので2つのハイパーモードをシステム補助無しで並列起動してみる事となった。


二学期が始まって始めの土曜日。

俺は束さんと箒とラボ最下層の地底湖に来ていた。

「ふーん…これがカンヘル?」

「そう。カンヘル。龍天使と呼ばれる存在で、全ての天使に祝福を与えた最高位の天使さ」

ラボの地底湖の前で、UCモードのカンヘルをまとっていた。

目の前には束さんと箒がいる。

円香はフィグネリアの所に預けてきた。

「お前にしては珍しくシンプルな機体だな…」

と箒。

「うん、まぁ…これはリミッターをかけた姿だからね。
本来の姿じゃないんだ」

「それで?いっ君はどうしてわざわざここに私を呼んだんだい?
私は早くお家でいっ君とイチャイチャしたいんだけど?」

「あー…まぁ、今日よんだのは起動実験のオペレーターを頼みたかったんですよ」

「オペレーター?」

「うん、かなり危ない…というかどうなるか見当がつかない実験」

「おい一夏。また危ない事をするのか?」

「んー…うん。でもカンヘルの完成の為には絶対に通らなきゃいけないんだ」

TRANS-AMとNT-Dの並列起動…カンヘルの最大出力形態…

束さんと箒にそれぞれメイン、サブのオペレーターを頼み、実験を開始する。

「束さん、もし俺がLostしたらINNOCENTで引き上げてください」

カンヘルを纏った状態で、地底湖に入る。

水深はメートル程で停止。

「橙、機体リミッター全解除」

『本当にやるの?正気?死ぬかもよ?』

「大丈夫だ問題ない…奏、いけるか?」

《好きにするがいいさ。
俺様の知った事じゃねぇよ》


いちおう今日はラボに来る前に奏に血を飲ませた。

なので、大丈夫なはず。

マスク内のモニターに、リミッターが解除されたという情報がうかんだ。

「じゃぁ…やりますか…
束さん、実験開始します」

『はいはーい、モニターできてるよ』

「では…TRANS-AM ?」

二組のツインドライブが、唸りをあげて稼働する。

銀色の機体表面に紅いラインが走り、やがて、装甲自体が赤く輝き始めた。

そして各部スラスターなど
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