暁 〜小説投稿サイト〜
ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
並行世界の可能性を覗いてみた 前編
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の裏方を担当している。情報操作から暗殺まで何でもやっている。アザゼルに簡単に聞いたがよく三大勢力で和平なんて結べたな。何年持つのか楽しみだ。5年持つと良いな」

「辛辣だな。そっちじゃ和平になってねえのか」

「無論だ。和平会談で全勢力の火種に着火させて内乱を勃発させたからな。悪魔は旧魔王派、現政府、つまりは兄上達四大魔王の派閥、そしてオレを筆頭に若手で構成された新魔王派の三つ巴戦だったが、それも1年経たずに新魔王派の勝利に終わった」

「はぁ!?サーゼクス達が負けただと!?」

「ああ、誤解させてしまったな。兄上以外は最初から新魔王派で義姉上もこちら側。兄上は義姉上とミリキャスに抑えさせ、冥界全土のライフラインは掌握済みで旧魔王派のリストを全土に公開、並びに資産凍結を初日に食らわせた。あとは、混乱して集まった所を全戦力を叩きつけて綺麗に掃除して終了だ。その後の復旧や領土の再編に半年ほどで、老害共は強制的に隠居してもらった。そして5年間不満を溜め込ませて爆発させ、書類上は死人になったことで平民の怒りを老害共に向けさせて掃除。妻を新たな大魔王として開明的な政治を行っている最中だ。人口が大幅に減ったからな。勢力としては小さくなってしまったが、天使と堕天使はそれ以上の被害を受けていて勢力として数えることが出来なくなっているから問題ない」

「ちょっ、勢力として数えれない!?そっちのオレは?」

「ウチに亡命してきている。最後の最後まで踏ん張ってはいたが背中から刺されてな、失意のどん底で弱っていた所を保護されて一研究者として働いている。もう部下は持ちたくないと助手を二人だけとって色々やってるさ」

「そんなことに」

「内乱にちょっかいを出そうとした人間が居たが、全て呪殺して養分にさせてもらった。神滅具がいくらか手に入ったが、倉庫の肥やしになってる状態だ。アジトに毒ガスを流し込んで一網打尽にしてくれてやったわ」

「過激すぎ!?」

「所詮は中二病患者共だ。現代戦に慣れていない脳筋など幾ら来ても怖くないな」











「政略結婚だが、その前から友人関係でな。直前までとある件で喧嘩というか疎遠になって2年ほど音信不通だったんだが、まあ、幼い頃からの傍付きに諭されて小っ恥ずかしい告白まがいのことをやった」

「なんて告白したの」

「あ〜、当時からオレは裏側の汚い世界で生きてた。人を騙して裏切って殺して、そんな世界だ。それで、あ〜、惚れた女に裏の汚い世界なんて見せたくなかったから。惚れた女に純粋で綺麗なままで居てほしいと思うのは間違ってるのかって」

「え〜、そんな告白したんですか?もうちょっと言葉を選んだ方が良かったのでは」

「今更だが、当時はこれで一杯一杯だったんだよ。疎遠
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ