1部 稀有な人生の始まり
2章 妖狐
夜の酒はほどほどに
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和すればいいだけなのになって言えばもっと怒られるので、
生返事をして部屋に戻った。
≪綾様ならどうしましたか?≫
≪ターニングで追い払うか破壊できるだろう
死者と戯れるのは面倒なことだ≫
ターニングアンデット
亡者を退散もしくは破壊できるクレリックの特殊能力
こちらの技量が高ければアンデットの王
ノーライフキングやリッチさえも退治できるそうだ
生半可な技量じゃ無理だが、
今の俺ぐらいのLVでもあれぐらいは退治できるだろう
夜の一族ではなくアンデットのヴァンパイアクラスなら厳しいと思う
≪まぁ夜の住人とは関わらないのが一番
純粋な分たちが悪い≫
≪そんなものですか?≫
≪そんなものだ!
さてと明日に備えて寝るか?≫
≪明日は花見ですね≫
≪あれほど大見得切ったんだから、大したことなかったらどうしてやろうか≫
≪多分返り討ちですよ≫
≪何か言った?≫
≪いえ、ではおやすみなさい≫
≪ちっ≫
こいつと話してると本当にAIかと言いたくなる。
人間と同じ知性を感じるし、
どこかでモニタリングしてるんじゃないかと初め疑ったぐらいだ
明日はお酒飲めないからな!
食いもんでごまかすか
俺もベッドに転がり意識を手放した。
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