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破滅に導くキルドレイ
卒業。奪還。
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通話が入る。
「あ、アルナか!俺だジンだ!」
「おお、ジンか。」
相手はジン。そうか、ジンはコウタロウと一緒だったのか。そうだよな、あいつ模擬操縦の
成績二位だったしな。
「コウタロウの指示だ。『ダイス』の町の奪還はお前とヒナのペアに任せるとよ!」
「なっ!?」
「お前たちが『ダイス』の町を奪還している間、俺たち他の四機は、隣の
都市を奪還するとよ。だから、なんだ、その、お前らは・・・」
「見捨てられたってことよね?」
ヒナが冷酷に言う。

「すまない。普段無口なやつだったから抑え込めばいけるだろうと思ったが、
未知の武術の『カラテ』とか『ジュウドウ』とかいうやつで手も足もでなかった。
本当にすまない」
「ジン。お前が謝るな。大丈夫。俺たちに実力がなかっただけ。そうだろ?ヒナ」
「ええ、そうね」
「本当にすまなかった。あと――――――――――――――ブツッ」
ジンが何か言おうとしたとき通話が途切れた。
恐らくコウタロウに切られたのであろう。
「なんなの!あのコウタロウとかいうやつ!ムカつくわぁっ!」
「まぁまぁ落ち着いてヒナ、とりあえず俺たちは『ダイス』の町を奪還しなきゃ」
「分かってるわよ!」

そんな会話をしているといつの間にか皆は都市がある方に向かっていた。

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