第2話 警察学校組との出会い
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ここは日本のとある場所
そこに未来の警察官が5人いた
「たくよぉ、なんでこういう時に限って事件なんて起こるのかねぇ」
「おいおい将来警察官目指している俺らが言っちゃいかんでしょ」
普段から目つきが悪いのにさらに目つきを悪いく凶悪顔をさらしているのは松田陣平
その言動を苦笑いで咎めているのは萩原健二である
その近くでは険しい表情を浮かべている降谷零が言う
「そうだ、日本国民を脅かす存在を置いとくわけにはいかない」
「犯人も日本国民だけどな」
そう突っ込むのは諸伏景光だ。
しかし、降谷には聞こえていなかった
「しかし、どうすんだよ。犯人から人質が離れなきゃ何にもできないぞ?」
と伊達航が言う
そうなのだ現在の状況は少女を人質に犯人がナイフを向け大暴れしている。犯人は目がうつろで麻薬を使っているということが明らかだ。
おかげで近着状態が続いている。
しかし、これが長引くにつれて状況的には最悪となる。
犯人はいつ暴れだすかわからない。
少女も目に涙をためて震えている。
そして、はじめはそこまでいなかった人が何事かと足を止め始めてしまった。人が増えればそれだけ危険が増えていく。
5人は内心かなり焦っていた。
とそこに行方を見守っていたギャラリーから不意に声が聞こえた。
『ふむ、この状況はなんだ』
5人ははっと声がした方を見る。犯人がわめいている以外全員が固唾をのんで見守っているこの状況にその声はひどく響いた。
当然犯人にも声が届く
「なんだぁこいつが見えないのか!!」
「ヒィッ!!」
刃物を少女に突き付ける。
5人はマズイっと思った。
『なるほど、おとなしくしよう』
そういって声の主が一歩後ろに下がった。
向かってこないことを悟った犯人は少しおとなしくなる。
その様子に警察学校組はほっとする。周りのギャラリーも安堵した。
「(どうする?このままじゃまた平行線だ。警察が来るまで待つか?だが警察が下手に刺激すればあの子に危険が迫る)」
降谷は声を出した人間の方を見る。
「(それにしても、彼、何者だ?刃物を持った人に対して動揺も何もなかった。)」
未だ注目されている中で男がその場から姿を消した
「「「「「 ・・・・・は? 」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「 え 」」」」」」」」」」」」」」
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