1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
自分の方向性
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わす運動神経は変えますが、それだけです
何か大きなそれこそ先日なトラブルがあれば身を守ることはできません
アリサさんは巻き込まれただけですから」
「確かに、そんなに高町家の男性は強いか?」
「攻撃力のみならあなたかもしれませんが、
恭也さんのあのスピードをとらえて攻撃する自信はありますか
父親もきっとあれほどの動き出来ると思いますよ」
「残念ながらねえな、娘たちも化け物かもしれないって事か」
「私はそこまでは言ってません
何をお考えで」
「世話になるんだ、良いところのお嬢たちだ
ガードぐらいはしてやるさ、なれ合うつもりはない
決めた!」
俺はすぐさまおやっさんに連絡を取る
「おやっさん。今大丈夫か」
「何かあったのか?」
「もう一度再確認だ3件のうちどこかに行かないとダメなんだろ」
「あぁ、その方がお前のためだと俺は信じてる」
「一般家庭に俺みたいな人外の能力を持った奴が入るのはトラブルの的になると思うぞ」
「それでもだ、もしトラブルが起きても、お前はあの子らを手放すようなことはしないと信じてる」
「俺の事を知らないのにか?」
「お前と暮らした約1ヶ月間でどんな奴かはわかってるさ」
「決めたよ」
「まだ士郎の所に行ってないだろう」
「月村にお世話になる」
「惚れたか?」
「そんなんじゃねえ、養ってくれるんなら返さないとダメだろう
またこの間みたいなことが起きるかもしれねえ
すずかを襲った理由聞いてなかったしな
同じ一族のはずなんだが・・・
襲われる何かがこの家にあるってことだ」
「あぁ、多分ノエルさんとファリンちゃんだな」
「知ってるのか?」
「知ってるさ、仕事柄裏の世界には詳しい
それに月村とは知人だ」
そうかよ
「そういう理由だ」
「俺はてっきりもう一人にあうのが面倒なだけだと思ってたのだが、
思ってたよりきちんとした理由だ
俺はお前がもっと人らしくなれるよう信じている
俺の許ではなくあの子たちの許の方がお前にとってプラスになると思っている
お前がそう思ったのなら、先方にそう言っておこう」
「ん、ありがとう」
俺の中でおやじはやっぱりおやっさんだ!
本来の年なら俺の方が年上なのだが
あんな貫録は俺には出せない
もし許されるのなら俺もあんな大人に今度はなりたいと思っている。
夕方ごろすずかが戻ってくる時間なのだが、いつもより足音が大きい
3人か
俺は彼女らが入ってくるタイミングを見計らって扉を開けたら、アリサが前に倒れてきたので支えた。
「大丈夫か?」
「ありがとう・・・じゃないわよ
勝手に開けようとしたら倒れるのは当たり前でし
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