1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
アリサ・バニングス
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ってた
お茶会ってさすがお嬢様だ
学校は友人がいるから楽しいと言ってたけれど
授業はつまらないらしい
テストが簡単すぎて歯ごたえがないとか
出来すぎてつまらないパターンらしい
「ねえ、私の事ばかり、綾の事を教えてよ?」
「さっき言っただろ、綾、9歳って」
「じゃなく好きなものとかよ」
さすがに抱ける女に酒、煙草にギャンブルってわけにはいかないだろう
「別にない」
「面倒なだけでしょう」
「俺の事を知っても面白くないぞ」
「それを決めるのは綾じゃないわ、私よ」
ごもっとも
「寝る事以上だ」
あの4つ以外だとこれ以外しかない
ただし、一人じゃなく女付きで
「どうあっても言いたくないのね」
「仕方ないだろ。思いつかん」
「う〜」
ふっ、こいつのおしゃべりに付き合うのはいい暇つぶしになる
「やっと笑ったわね」
「笑った俺が、見間違いだろう」
「ううん、わらったよ、そうやって笑ってればいいのに、
きっと楽しいと思うわよ」
俺はそれを聞いてカチンときた
俺は素早く動いて、俺が借りているベッドに押し倒す
「何も知らないくせに・・・」
「何よ、知らないわよ、聞いても教えてくれないじゃない
何するきよ、襲いたかったら襲いなさいよ
綾が本気で暴れたら今この家に守れる人なんていないんだから」
キッと意志の強そうな目が俺を貫いている
言葉とは裏腹に体は硬直をし
手は震えてやがる
「興が覚めた、ガキを襲うわけないだろう
悪かったな、手荒な真似をして
本当に何もないんだ」
そうとしか言えない
「私も気に障ることを言ったみたいね
悪かったわ、でも綾と友達になりたいって思ったのは本当よ」
「あぁ、気持ちだけもらっておく、ありがとうな」
俺は少しだけばつが悪そうに答えた
「いいわ、諦めないんだから」
そういってこの部屋から出て行った。
俺は夕ご飯に呼ばれたのだが、体調が悪いと言って断らせてもらった。
俺と友達にって奇特なやつだ。
俺は隠し持っていたタバコを吸い
一休みをした。
次の朝、アリサが学校に行く前に会いに行き
昨日は悪かった。
ありがとうと感謝だけ伝えた。
「許してあげるから、今日から友達よ」
「後悔しても知らんぞ」
「それを決めるのは私よ、今日はすずかの所よね」
「らしいな」
「楽しんでらっしゃい」
「楽しむ要素なんてねえよ、学校気を付けてな」
「ええ」
そうして昼間ごろに月村家のメイドのノエルが来て
これまたバニングス家よりは少し小さいが豪邸だった。
庭がこれだけ多いなんて犯罪だろう
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