1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
おやっさんと
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「後は士郎の所だ」
「まだそちらの方がいいんじゃねえ、女は抱くに限るが
一緒に暮らすのは面倒だ!」
「もう少し普通に考えれないのか?
ちなみに士郎の所にもアリサちゃんとすずかちゃんと同じ年の女の子がいる」
「先も言ったけどジャリには興味ない
十年後だったら話は別だが、どこも遠慮したい」
「俺も思えの話を聞いてると不安になってくる
女性をそんな風にしか考えれないのならな」
「覚醒するまで、大人たちは俺の体をもて遊んだんだぞ
しょせん人間なんて快楽主義なんだ
今この時間でも金で女を買ってるやつらがいる
もちろん反対もな
覚醒するときに9年分の記憶を引き継いだらこんな風にもなる
安心しろ、人の女には手を出さないし、
アリサにしろ、すずかにしろ10年後以上はいい女になる可能性が大だが
今はさすがに範囲外だ
すずか達のメイドは訳アリでパスだ
だからその辺は安心しろ」
「もう少し子供らしくは出来んか?」
「出来るが面倒だ!
ボロが出るぐらいなら素で行く」
「それにお前は学校に行かないとダメだしな」
「は?必要ないだろ、今までも行ってなかったんだし」
「行くのはこの国の義務だ
だから義務教育っていう名前だしな
同じ年の子達と触れ合えばお前の狂った感覚も元に戻るだろう」
今更掛け算や割り算なんて面倒なだけだろう
まだ5、6年ならやりがいがある可能性が
アリサは確か3年と言ってた
小3からなんてマジ拒否したくなってきた。
「やっぱりチェンジで」
「あきらめろ
だがな鬼ではないからお前に行く家を決めさせてやる
今日から3日間で回って最終の金曜の昼に返事をくれ」
今日は水曜日か
昨日はちょうど祝日だったからな
「学校は?」
「来週からだな」
「改めて聞くが拒否権は」
「あると思うのか?」
だよな
ぜってぇ学校行ったらサボってやる
「サボったりしたら覚えておけ」
マジか
監獄かよ
勘弁してほしいぜ!
「今日は?」
「移動するのも面倒だろう、ここがスタートだ」
「了解」
「俺は仕事があるから、また金曜日に来る」
「了解」
マジバックレたくなってくる。
神のやろう厄介なことばっかりじゃねえか
何が楽しめだ!
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