第二十九章
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それでだ、スサノオはダメージを受けるその中でエグゼイドに攻撃を浴びせつつ問うた。エグゼイドはダメージを受けつつも果敢に攻撃を続けている。
「ダメージを受けるにも限界がある、だがそれでもいいか」
「構わない、幾らダメージを受けても」
それでもとだ、エグゼイドはスサノオに即座に返した。返しつつここでもスサノオに対して拳から右の回し蹴りを浴びせる。
「最後に立っているのは僕だ、もう貴方の体力も限界だ」
「そう思っているのかね」
「思っていない!」
では何かというと。
「分析して確信している、僕は医者だ!」
「だからか」
「貴方の体力のことはこれまでの戦いからわかっている、防御力も」
そうしたことはというのだ。
「何処にどうダメージを受けるのかも」
「全て分析していたのか」
「戦い前に、貴方を倒す為に」
「クリアーの為にか」
「全て分析していた、僕の攻撃力でどう攻めるのか」
そこまで考えてというのだ。
「考えてきた、そしてその分析の結果」
「あと少しでか」
「そう、後は」
ここでだ、エグゼイドは。
「究極の一発!完全勝利!」
この機械音と共にだった。
ハイパームテキガシャットのスイッチを二度押した、するとだった。
全身に黄金の粒子をまといそのうえで跳び上がりそこから急降下、超高速の光を思わせる速さでそれを行いスサノオに連続で蹴りを叩き込んだ。それで終わりではなく。
そこからだ、さらにだった。
今度はガシャコンキースラッシャーで連続で何度も切りつけた、その間一瞬たりとも動きを止めることはなくスサノオに攻撃を行わせる暇すら与えなかった。
その怒涛の攻撃が終わった時スサノオにだ、エグゼイドはスラッシャーを手に持ったまま問うた。
「これでどうですか」
「むう、確かに」
これまで無数の辺り判定が出ていた、そのダメージは今も全身を襲っている。
「これで私もだ」
「勝負ありですね」
「まさかここでそれだけの攻撃を仕掛けるとはな」
「これだけの攻撃でないと
それこそというのだ。
「貴方は倒れないと思っていましたし」
「そして実際にだ」
「これで貴方も」
「もう戦うことは出来ない」
スサノオ自身もこう言った。
「流石にな」
「そうですね」
「君達の勝利だ、私は今から倒れる。だが」
「再びですね」
「また君達の前に現れる」
スサノオはこのことを言うことも忘れなかった。
「その時のことを楽しみにしてやる」
「何度でも倒します」
これがエグゼイドの返事だった。
「貴方が飽きるまで」
「そうしてもらおう、では今はこれでお別れだ」
この言葉を最後の言葉にしてだった、スサノオは派手に爆発し完全に消え去った、エグゼイドはその爆発が完全に消え去るまで見届けて
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