1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
そして
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「綾様本当にすずか様をお助けいただいてありがとうございます。」
「綾様すずかちゃんをありがとうです」
「こちらこそ」
ひと通り自己紹介が住んでこの家の家主のデビットさんが聞いてきた。
「南條という性と養子縁組で思い出した
隆行という男性を知っているかい」
「南條隆行さんですか?
同じ人かは知らないが、おれの親となるはずの人ですがそれが何か?」
「なんというめぐりあわせか、私が目をかけていた南條君があの飛行機事故で無くなってね
話に帰国したら息子が出来ると聞いていたので、君が」
「多分、本当に世界は狭い!
恭也さんのお父さんは士郎さんですよね」
「なぜそれを」
「先日おやっさんって言っても通じないか
鳴海荘吉さんと一緒に翠屋に行った時に鳴海さんに紹介されたので」
「そうか」
そう言った瞬間
ベッドの隣に置いてあった俺の荷物から着信音が聞こえた
俺は一言謝ってから電話を取った。
[綾大丈夫か]
[おやっさん、なんとか、トラブルに巻き込まれて今デビットさんの家にいるよ]
[あぁ士郎に聞いて把握はした。
今から俺もそちらに行くと伝えてくれ]
[了解]
最低限の事だけを言って電話が切れた
俺はそのことを素直に伝えた。
それから少しだけこの人たちと談笑した。
この女の子たちから裏は感じられないから
この子達がいる間は安心だろうと思い俺も少しガードを下げた
それから少ししてから、
バニングス夫妻を除いて、夜の一族の事を説明してくれた。
血のおきてじゃないけれど夜の一族にはおきてがあるらしい
人間の世界だから仕方ないのだが、本来は知ったら一族の者になるということ
基本恋人らしい
将来性を考えたらこのすずかという女の子はお買い得かもしれないが
紫の君を作るつもりはない
俺もこの世界では同じ年だから紫の君にはならないと思うが
年相応になれば、この二人は絶世の美女になるのだろう
相手が惹かれてないのに、そんな掟で一生を縛るのはばかげている
そうじゃなかったら神の欲しいものでナデポとかニコポだったっけ
それを獲得してるだろう。
記憶を消させてもらうということで行ったのだが俺にはその手のものは効かなかった
転生設定により忘却、魅了、強制などは通じない。
よっぽどの力を持った奴が相手ならわからないが
人じゃないものって言っても力関係は神よりは下のはずだしな
いうことで、俺は、恋人は拒否してもらったか、友人ということで了承してもらった。
アリサは友人としてならということで了承を得た。
今この部屋にいるのは俺とすずか、アリサとすずかのメイドのファリンのみとなった。
大人たちはおやっさんだけ
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