1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
そして
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ふいにアリサが俺に聞いてきた
「教えといてやる
優しい手をかざしながら裏ではあくどい奴らもいることを」
「何私たちがそうだっていうの!」
俺がそう言ったらアリサはそう反論してきた。
「アリサちゃん」
「何よすずか?
助けられたのはそうだけど、そんな喧嘩腰じゃ敵を作るだけでしょ」
「はぁ〜、面倒だな、恭也さんでしたっけなにが聞きたいんですか?」
俺はアリサを無視をして恭也に聞いてみた。
多分何かあって敵になったら今の自分ではこの人たちに勝てない。
あの時の尋常じゃない動きをした恭也にしろ
すずかのお姉さんの内面の魔力
そして何より2人のメイドの気配が感じられない
イレインと呼ばれたメイドのような感覚だ。
そして俺の前にいるこのすずか
無意識的にはなった攻撃をかわしたことはビックリだ!
当たったら当たったらでそれは困ったことになってたが
俺は恭也の顔を見て警戒はとかなかった。
「君が落ち着かないのは仕方ないことだと思う
実際に知らない人たちだからな
聞きたいことは一つだな。
君はこの力を」
「まぁ、出来れば使わないことに越したことないというのが本心だ。
一応平和な国であのような破壊の力は騒動の一環になってしまいますし、
トラブルの的になる。
それに魔法とは・・・」
俺は指をパッチンして指を鳴らした。
そうするとベッドの布団が自動でたたみだした。
「こういうものの方が夢があっていい!
初め良ければ半分終わりってやつだbな」
「くすっメリーポピンズかい」
デビットさんがすかさず答えてくれた
こっちに転生して調べたらあったのはビックリした。
ドラゴンボールとかあったり、基本的には俺がいた地球とよく似てる
もちろん違うところもあるのだが
「まぁ破壊的な魔法より、こういう魔法なら平和で、しかも楽が出来るから良いと思うけど
なんにしろ人前で使わないことが一番だな
こんなことがばれたら見世物小屋行きだ!
TVとかに出されて珍獣扱いとか
こりごりだ」
俺は両手を肩の位置にあげお手上げのポーズで答えた
「恭也君」
「えぇ多分大丈夫だと思います」
デビットさんが恭也に聞いてそう答えた
どうやら俺という人間を観察したところか
「あれだな、あのような破壊呪文を使う人柄を見たってところか?」
「お見通しかい?」
「可愛い娘や妹に怪しい自分たちの知らない能力を持った化け物がいる。
俺なら怖いですよ」
俺は自暴自棄に答えた。
「はは」
恭也さんはそんなつもりはないのだがという感じで笑ってくれたが
俺という人間を見定めてる感じだ
「それだけか?」
「あ・・あの」
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