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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百三十八話
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、式神が有機素体を収納し、吸血鬼が影に潜った。

気を使ったのだろうか?

それとも日射しがキツいのだろうか。

一応奏にも結界を張っていたんだが…

「お兄ちゃん、こっち」

気付けば円香の膝の上だった。

左にリム右にエレンが座り、右隣のベンチに箒と鈴が座る。

「あら一夏。そこでいいの?」

「抵抗できないんだよ…。力がありすぎてな」

「?」

首を傾げる鈴に、箒が吸血鬼の膂力について説明した。

「成る程。つまり今のアンタはされるがままって訳ね」

何故か鈴が目を輝かせる。

「おい。何する気だ鈴」

「何もしないわよ。少なくとも今は」

警戒しとこう。

鈴に警戒を向けた刹那、首筋に痛みが走った。

「な……!? りむ……!」

体から力が抜ける。

最近ネコモード(トランス状態)も悪くないかな…なんて思ってる辺り、俺はもう末期かもしれない。

side out










「にゃふぅ……」

「上手くいったね! リム!」

「そうですね、円香」

「じゃ、杏飴杏飴〜」

エレンが取り出したのは杏飴だ。

エレンは取り出したそれを一夏の口に突っ込んだ。

「みゃむみゃむ………」

そして、そこに舌を割り込ませた。

「みゅ!?」

一夏の口の中で、エレンが飴をなめる。

「ちょっと箒! 放っといていいの!?」

「ん?何がだ? エレンと一夏のアメチューか?」

「そうよ!」

「眼福じゃないか。何故止める」

「んな!?」

「それに、アメチューだけやめさせてもなぁ…」

「はみゅはみゅ……」

「円香、お兄さんの耳好きですね」

「はみゅ? やってみる?」

「そうですね…」

とリムが一夏の耳に…人の耳に舌を伸ばした。

「んぅっ!」

ビクッと一夏が体を震わせる。

身を捩るが抜け出せない。

「いやアレやり過ぎよ!? そもなんであんな小さい子があんなこと知ってるのよ!?」

「さぁ? 姉さんが教えたんじゃないか?
姉さん今あの三人の家庭教師してるからな」

「は?」

「朝から夕方までな。ずっと勉強だけって訳でもないだろうし、おそらく空き時間に色々仕込んでいるのだろう」

「束博士ってド変態なの…?」

「心外だなぁ〜。りんちゃん。私は箒ちゃんほどエッチじゃないよぉ。ふぅー…」

「ひみゃぁ!?」

背後から声をかけられた挙げ句、耳に息を吹き掛けられ、鈴が飛び上がった。

「やっほー。久しぶりりんちゃん」

「あ…ご無沙汰してます束博士」

「うんうん。ちゃんと挨拶できて偉いね」

鈴の隣に
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