1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
出会い
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ばい。
こんな時援軍が来るのがいいパターンなんだけども
「すずかッ!アリサちゃんッ!!」
「すずかお嬢様、アリサお嬢様」
チャンス到来かな
「お姉ちゃんとノエルさんの声だ!」
「これできっと大丈夫ね」
お姉ちゃんとノエルさんって言っても女性の声だ
これは期待薄なのかも
でも気配が二人なのだが、一人は間違いなく強い
行ってみるか
「なら合流しようか。
まだ体力はある?」
「大丈夫です!」
「ここで動かないとどうにもならないでしょ」
俺は二人に確認を取ったんだが、どうやら向こうの方が先っぽい
「行くんでしょどうしたのよ?」
「望まないお客さんのほうが早かった」
「下等種族は逃げ足が速いな〜」
氷室とその後ろにメイドと了さんのメイドらしきものが来ていた。
「いえいえヘタレナルシストさんのいう選ばれた種族がたいしたこと無いようだけですよ」
「貴様だけは殺す!行けイレイン」
「……了解。」
俺は物品察知呪文で俺のリュックのありかを特定して
それをこちらに呼び寄せた
軽いものなら大丈夫らしい
先ほど見たステータスにリュックの中身に
神刀夕姫とあったのを見た。
それは魔法の刀
刀の柄のみだが、コマンドを入れれば
刀身が出る
また炎を纏わせる刀
刀身の長さはある程度まで自由と記入してあった。
俺はリュックから刀の柄を取り出してコマンドを唱えた。
『着火』
力ある言葉を発すると刀身が出て炎を纏っていた。
「だれから消し炭になりたい?」
氷村の隣にいるイレインは
右手を前に降りかかった瞬間
後ろにいた自動人形が一斉に襲い掛かってきた。
「貴様らからか?鉄くずになりやがれ〜」
「二人とも目をつむっていろ、絶対グロくなるから」
『爆炎障壁』
巨大な炎の障壁がでて。
襲ってきた自動人形は炎に焼かれている
そして俺は続いて
『火炎球』
炎の球を出し標的に命中
夕姫の相乗効果で炎の呪文は効果が高くなっていた
メイド以外の量産型のメイドをこれにて終了
俺はこの呪文を使い終わった瞬間
ひどい吐き気と汗が異常に出ているのをしった。
くっ呪文の使いすぎか、
気を張ったり意識を保ったりして
俺の精神がバジバシ減っているのが現状って所か
魔法使いって実はすごい体力あるんじゃねえと思ってしまった。
「――――すずかッ!!!アリサちゃんッ!!!」
やっと救援部隊が向こうから来てくれたこれでやっと少し気が抜ける。
安心したのがいけなかった。
「「きゃぁあああああああああああああああああああ」」
「ぐっ・・・ぐぼ
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