1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
出会い
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わかる
今必要な能力も
そう感知した瞬間
視界は元に戻り、時間も元に戻ったみたいだった。
先ほど途中の通路にあった窓をみつけた。
やることは一つ
先ほどのことは現実であってほしいと信じ俺は2人の手をとり飛び降りた。
「「きゃあああああああああああああああああああああああああああああ」」
俺は自動落下中に力ある言葉を発する
『空中浮揚 (レビテート)』
悲鳴が大きいので一瞬手を離すところだったか何とか放さずにすんだ
自然落下しているはずがあくまでゆっくりとフワッと地上に降りた。
この呪文は上下しか移動出来ないらしい
非常に便利な呪文でもある。
「着地っと」
「何なの今の〜」
「メリーポピンズの落下」
アリサが聞いてきたのでそう答えた
まぁ傘があれば完璧だったんだが
俺の時代で50年前映画だったから
知るはずないか
この世界にあるかどうかもわからんけれど
「ふが〜」
「怒るな!ちょっと厄介なことになった」
「え?」
「ちょ、ちょっと!どういうこと?」
革新の気配察知ってこんな感じなんだ
敵意がビシバシ来てる。
隠れているのがはっきりとわかる。
ばれても構わない態度か
ガキが3人だから余裕ってわけなんだろう。
後ろは丁度壁だから良いけれど
犯人は誰だろう
多分この子供たちに関係がある人物だ!
「鬼さん出てこない?」
「あはははは下等生物の割りに気づいたかああああああああああ」
「氷村の叔父様…?」
「なに、すずかの叔父さんなの?」
選民意識が服を着ているおっさんは?
見た目は兄ちゃんだけど、
真っ白なスーツに身をつつんだいかにもナルシスト抜群
そして肩脇に感情の無いメイドさんがいる
その後ろにメイド部隊と周囲に黒服がいる状態
もう殺陣が出来そうな大勢の人数
しかもなんとなくメイドさんたちは人間じゃない
人の気配
生きてる気配がない
周囲に人気は無し
こんなに人数が多ければ逃げ道は無し
魔法使いのスキルに瞬間移動はない
飛翔呪文はあるけれど、飛び道具でハチの巣になる可能性も
俺だけは防御呪文で何とかできるみたいだけど・・・
応援なし、戦うスキルがあるのなら動くしかないか
「おっさん、子供3人をこれだけの大人数で囲むには大人気ない?
そして姪っ子を誘拐なんて人としてモラルがなっていないのんじゃないの」
時間稼ぎと挑発はお約束でしょ
「下等な人間と一緒にするなぁあああああああああああああああああああああ
われらは貴様達とは違うんだよ。
頭に蛆虫がついているようなメス豚のお前達にも理解できるように教えてやろう」
「氷室のおじ様やめてくだ
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