第二十一章
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「その言葉そのままだ」
「返すというのか」
「貴方が勝つ可能性は何一つとしてない」
「零パーセントだというのか」
「そのことを今から証明してみせよう」
「言うものだな、ではだ」
檀正宗は息子である彼に否定されても何も動じてはいなかった、むしろ傲然とした笑みさえ浮かべていた。そうしてだった。
王の様にだ、傲然としたままライダー達に告げた。
「来るといい」
「俺はこいつは嫌いだがあんたはこいつより遥かに嫌いだ」
九条は檀を檀を右手の人差し指で指差しつつ檀正宗に告げた。
「少なくともこいつは人間で人間としてどうかだ」
「身体がバグスターでもか」
「そうさ、しかしあんたはもう人間じゃない」
「では何だというのだ」
「神になったつもりの奴だ」
それが檀正宗だというのだ。
「そうでしかない奴だ」
「神になったつもりか」
「もう人間でも神でもない、勿論生きものでも化けものでもない」
「何でもないというのか」
「そうだ、そして俺達に一度敗れている」
このこともだ、九条は檀正宗に告げた。その目は檀正宗をしかと見据えていた。
「そして今からもう一度だ」
「私を破るか」
「それも楽勝でな」
「おい、こんな奴はさっさと片づけてだ」
パラドも言ってきた。
「スサノオと戦うぞ」
「周りの雑魚は任せろ」
深海がパラド達に答えた。
「俺達が全部引き受ける」
「永夢達はそこの髪になったつもりの奴の相手をしろ」
アランも彼等に言った。
「いいな」
「だから宝生さん達は宝生さん達の戦いに専念して下さい」
天空寺も言う、既に彼等は腰にベルトを装着し戦闘態勢に入っている。そして檀正宗の方もだった。
自身の前に夥しいまでの数のバグスター達を出していた、そのうえで傲然な笑みのまま言うのだった。
「さて、そろそろ時間だ」
「貴様が再び敗れる時間だ」
ジャベルもこう言うのだった。
「それがはじまる」
「おい御前等周りは絶対に大丈夫だからな」
ユルセンは宝生達のところに来て告げた。
「安心して戦えよ」
「うん、そうさせてもらうね」
「おう、じゃあいいなタケルも」
「わかっているよ」
天空寺も応えた、そうしてだった。
三人のライダー達がまず変身した、それを見て宝生も言った。
「じゃあ僕達も」
「わかっている、変身してだ」
「戦いに加わるぞ」
鏡と花家が応えた、こうして彼等も変身に入った。
「術式レベルマックス」
鏡から変身をはじめた、この言葉を出してから右手にガシャットを出してからそのガシャットを顔の高さにやってそこから顔を横切らせた、そうしてだった。
腰のベルトにガシャットを装着させて叫んだ。
「変身！」
ゲーム画面が出て来た、そこから出ているゲーム音を聞きな
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