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真田十勇士
巻ノ百五十二 迎えに向かう者達その四
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おらんかったわ」
「そうか、しかしじゃな」
「わしは秘術も破られ刃毀れもした」
「だからか」
「わしの負けじゃ」
 このことをだ、氷刃は自ら認めた。
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