暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズボーイ
第二十話 忍者対騎士
[1/7]

[8]前話 [1] 最後
プラモ狂四郎へ向かう道にごついリストバンドを付けた香澄と天津の姿があった。

「ふんふ〜ん♪」

『ご機嫌ね香澄』

「何か翼達に香澄が必要だからちょっときてくれ〜って言われて〜いや〜何か照れますな〜」

『どうせろくでもない事でも考えてんじゃないの』

ご機嫌な香澄をよそに考え込む天津。

そして建設途中の高層マンションの前を通りかかったその時、金髪のショートカットで長い筒のような袋をさげた少女がガラの悪い男たちに囲まれていた。

気にも止めずに素通りする香澄。

何故なら

(あの子・・・強いし)

香澄が通り過ぎると少女は周囲を見回し持っていた袋から・・・レイピアが姿を現した瞬間。

凄まじい衝撃が走った瞬間、男たちはパンツのみを残し気を失うのだった。

「##############」

何かを呟く少女だが上手く聞き取れない。

すると少女の頭上に位置していたクレーンが運んでいた無数の鉄骨がバランスを崩してしまい少女襲い掛かった。

少女が上を見上げたその時!!

「はあっ!!」

凄まじいジャンプで空中の鉄骨を全て安全な場所に叩き落とす香澄の姿が。

少女の前に着地する香澄。

すると少女は・・・

「・・・メルスィ」

そう言って何処かへと言ってしまうのだった。すると香澄は・・・

「あの子凄い方言で何言ってるかわかんなかった」



第二十話 忍者対騎士



プラモ狂四郎にて

「ふわ〜・・・」

相変わらず暇そうにしている四郎の姿が・・・その横では・・・

両手に木刀持ってポーズをとらされる香澄の姿があった。

「こ・・・こう?」

たどたどしく二刀流の構えを取らされる香澄とカメラで撮影している翼と新之助。

実は近所のガンプラデザイナーが新しいガンプラの構想として武術をしている人の写真を募集していた為それに応募するべく忍術の心得のある香澄がモデルを務めることになったのだが・・・何故か宮本武蔵の二天一流のポーズをやらされるのだった。

「・・・呼び出しの理由はこれ・・・ていうかなんで二天一流?」

「そりゃ有名な武人と言えば宮本武蔵!その剣法といえば二天一流・・・って香澄何か決まんないぞ」

香澄に文句を言う新之助。

原因は明白

「ポーズが決まるわけないじゃん・・・大体私は二天一流なんて修行してないって」

いくら武芸の心得があってもにわか仕込みの構えでは気持ちを乗せられない香澄。

ガンダムボーイ達を微笑ましく見る四郎。

だが突然店のドアが開きボストンバッグと枕を持ったツバサとツバキの姿が・・・

「?・・・どしたの二人とも?」

「「しばらく置いてください!!」」

[8]前話 [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ