09紙製品の石火矢
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に似せてネアンデルタール人が創られたのであり、その奴隷の亜人として黄色人種と黒人と中東人とインド人が作られたのが確定した。もう覆らない。
仏教徒もイスラム教徒も、主人と同じキリスト教に改宗すると、管理者に取り立ててもらえるのと、もうすぐ他の宗教は邪教として禁止される。
現代、飛騨郡、職業訓練学校
「おい、どうするよ……」
「大変……」
オカルト研究部員も顔色を失い、ラジオ新聞の報道を見聞きして絶句していた。
中国の部分独立が終わり、出雲が債務奴隷になって大和国が滅びた時、白人の天下が決まり、モンゴロイドとネグロイドは劣等種族としての地位が決定する。
中東人はコーカソイドなのだが、インドにも近く色黒なので白人とは認められていない。
「すまぬ、ヨツハの奴が色々とやらかしたようなので、念話でも送ってみる、天然痘散布だけはやめるようにと」
シヨウは左右の髪留めである組紐を解いて、歴史教師とオカルト研究部員に渡した。
「これを身に付けておけば、我から離れても書き変わった歴史だけでなく、元の歴史も記憶できるはずじゃ、指にでも巻いて結び、全員で分けてくれ」
タケル用には別の染色されていない物を出し、手持ちの染料「自分の血」で染め上げるため、左手の薬指を傷付けた。
「これが我らの「運命の赤い糸」じゃ、これを身に付けておけば、我らの縁は途切れぬ」
鮮血の間は赤いが、酸化するたびに赤黒くなって、手洗いや入浴で血が抜け切ると契約の印が消えてしまう。
「立て、タケル、契約じゃ」
シヨウに引っ張られて立たされるが、この後、契約の印に何を要求されるのかも少し分かった。
「仮契約じゃ」
「えっ?」
制服のネクタイを掴まれて顔を引き下ろされ、頭の後ろにも手を回され、シヨウから強引に唇を奪われた。
「「「「「「ああ〜〜〜っ!」」」」」」
オカルト研究部員と歴史教師の目の前で、衆目環視の中で仮契約。
出雲では路チューとか、駅構内での遠距離恋愛お別れキスとかは犯罪である。
本契約は一晩寝床を共にして、シヨウが懐妊するまでが報酬で契約の証。
「これで汝と我の縁はもう切れぬ、四葉には悪いが自分の体なので役得じゃろう」
白イタチがいなかったので仮契約カード?まで出なかったが、これで「来たれ」、の願いを込めると召喚が可能になった。
他の男子部員も「俺にも仮契約で縁を」と思ったが、古代に呼び出す必要は無いから却下された。
相撲部員はシヨウではなく、タケル君とチューしたがって、男同士で仮契約させられるのではないかと思われる。
古代、冬守、農業実験場
雑草が全て刈り取られた道や路地、畦道にまで芋や豆類が植えられ、今後
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