第36話 日英共同宣言とアイドル提督の復活 ターン32.5
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「えっ!? ちょっと待って――」
「安心しなさい。アイドルは担当プロデューサーからは逃げられない」
それから数日の間、アドルフは敏腕Pゲッベルスの固有結界のなかでレッスンを受けた。
ドクツ民亡命者の受け入れに合わせて帝都武道館で開かれたコンサートは大盛況だった。
三日間に渡り行われたコンサートにはドクツ民ならず、多くの日本人が押し寄せた。
コンサートの一部は国営放送局を通してお茶の間へと流れた。
発表された新曲は大ヒットとなり、社会現象を巻き起こした。
そして海軍からはレーティア・アドルフが第七艦隊の提督となることが発表された。
初になる正規艦隊の外国人提督の採用は波紋を呼ぶ方と思われたが……
今や国民的アイドルとなったアドルフの非難する者は一部の熱狂的な排他的愛国者だけだった。
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