南米にて
[6/6]
[9]前 最初 [1]後書き
党のカメラートが相手であろうと容赦はせんよ」
迷いなくそう言い切って酷薄に微笑むランプに、カウフマンは戦慄した。
「どうして、そこまで……」
「わからんか。だがな、君とて結婚して子どもができたら、多少はわしの気持ちがわかるようになるだろう。ましてや子が残酷に殺されればわしと同じ復讐鬼になるに違いない」
断定的にランプはそう言い切った。このときカウフマンはまったく理解できなかったが、21年後、たしかに同じような状態になってしまうのである。
[9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ