暁 〜小説投稿サイト〜
東方携帯獣(仮題)
0.下準備と幻想入り
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[9] 最初
呼ばねぇ。イタいだけだろ。
 ガクンと肩を落として落ち込んだかにみえたが、すぐに元に戻った。
「単刀直入に言うわね。幻想郷にこないかしら?あなたたち風に言うならゲンソー地方かしらね」
「ゲンソー地方?以前あなたが話していた。ポケモンの解明にもっとも近い地方という?」
「ええ。ぜひ幻想郷を根城にして新たな旅に出てほしいのよ」
「‥‥‥準備、しなきゃですね。待っててください。すぐすみます」



 四十秒後。支度は終わった。が、紫は絶句をしていた。
「‥‥‥‥‥それで行くの?」
 おそらく絶句していたのをがんばって振り絞った言葉立ったのだろう。
 そんな俺の姿は白いシャツに黒のカーディガン、黒いズボン。に木の棒にパンツを引っ掛け、先端にはナマケロがぶら下がっている。
「ん?もちろん」
 俺の祖父曰わく『トレーナーの旅はちょっとの日銭と明日のパンツが合れば十分』とのこと。でもさすがにそれだと足りないのであとはメディスンバッグに入ってる。ならパンツもそこに入れろ?だってナマケロがこの木気に入ってるし。
「そんな荷物で大丈夫なの?」
「大丈夫だ。さあ、行こう」
「ええ、では行きましょう。そしてようこそ。仁君」


[9] 最初


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