第十九話 Gゴースト
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よ・・・いざとなったら結界コントローラーで変身すればいいって・・・それに万が一何かあったら仮面ライダーとウルトラマンが居るしキャピトラに出入りしてた宇宙人の皆さんだって居るから解決策くらいあるっしょ」
「なるほど」
バックアップは十分といった感じにゴーストを見るべくバトルフィールドに居座るのだった。
「んじゃ皆電気消すからな〜」
「「「はぁ〜い」」」
消灯する狂四郎。
すると真っ暗になるプラモ狂四郎。
「・・・夜のお店って・・・不気味だな」
「んまぁ・・・幽霊はともかく不審者が出る可能性もあるからな・・・ま・・・この店の場合大丈夫だろうけど」
新之助が指をさすと何やら凄ーい装置があり、持っていた端末で装置の実用映像を見せると不審者のダミー人形を近づけてみると・・・
『##########!!!』
何やら警報が鳴り響き変形し不審者を容赦なく撃退するのであった。
「前に来た楓さんが作ってくれた警備ロボットだって・・・んでユアさんが改良を加えまくってえげつな〜〜い撃退法をするんだって」
「「・・・・・・・・」」
そっちの方が恐ろしくなる翼と香澄。
その時
『ば・・・・・る』
「ん?香澄・・・何か言った?」
「え?私じゃないよ」
『・ば・・と・・・・る・・・』
「ん?新之助?」
「俺じゃない」
『ばとる』
はっきり聞こえ始めてきた時、バトルフィールドを見ると勝手に起動していたのだ。
三人は恐る恐る周囲を見るとバトルフィールドの光と共に映し出される少年の姿が・・・
「こいつが・・・ゴースト?」
「まじ?」
先程キャピトラでインパクトの強い宇宙人たちを見たせいかあまり驚かない翼と香澄。
するとゴーストは
『バトル・・・したい・・・バトルしたい・・・あの時できなかった最高のバトル!!』
その言葉で理解をするガンダムボーイ。
幽霊とは思い残したことがある者、彼の場合は最高のバトルをしたかったが志半ばで亡くなってしまった。
「詳しいことは分かんないけどそんな所か?」
「やりたかった事がやりきれなかった事って悔しいよな・・・けどバトルには勝ってるのにな・・・相手ゴーストだし」
すると翼の脳裏にある言葉が・・・
(・・・悪さしなければ別にどうでも良いし)
(・・・旨味を出し切った副賞でしかないのだ)
キャピトラでの畢の言葉。
己と異なる者達が和気あいあいとお互いを理解していたあの空間。捨てちゃう部分の材料の旨味を出し切ったあのスープ。
そしてゴーストの言葉
翼は決意する!!
「だったら・・・受けて立ってやる!」
『だな!行くぜ!』
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